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カテゴリ:しょーもない思い出
私は方向音痴で、ついでに言うなら、かなりトリ頭です。
どちらか一方だったらまだましなんですけどね、この二つがあると、かなり困った事態に遭遇します。 ●方向音痴● まず時々右・左が逆転します。(右といいながら指している方向は左とか) でも不思議な事に右・左を赤・白のように他の呼び方に変えると間違えないです。 ライト・レフトでも混乱します。 このことにより『右、左と認識すると混乱する。』と思われます。 んで、そうなった原因はおそらく家庭での方向の教え方が問題だったと思ってます。 私は左利きで、文字は右で書きますが、投げる、打つ、箸などは全て左です。 私がまだ小学生低学年の時、一人で親戚の家に遊びに行く事になりました。 初めて一人で電車に乗る日でもありました。 そして、廿楽が改札に入る前に、両親はこういいました。 『右の電車だよ。お箸持つほうの電車に乗るんだよ』って。 『はーい』と改札を抜けホームに下りてきた廿楽は大混乱。 だって、『右はこっちだけどお箸もつのははこっち(左)』・・・。 ひとしきりパニックになった後、結局はお箸持つほうを優先て乗り込みました。 30分後くらいにどこかの駅で泣いてる所を保護されました。(恥) 結構この教え方家の親戚もするんです。 たぶん子供の私はその都度迷ったと思います。 この積み重ねが、認識をあやふやにしてしまったんだと思います。 ●トリ頭● ちょっと予想外のことがあると、それ以前にしていた事を忘れてしまう事があるんですよ。 大きな迷路ってありますよね。 植木やひまわりなどで一角を迷路のようにし、中に入ってゴールを目指す。 迷路を抜けるには『片手を壁につけてずっと進むといつかは出口につく』といわれてますが・・・。 これ、トリ頭が発動しちゃうとうまくいかない。 たとえば、『左手を壁につけて歩いて行く』と決めたとする。 その途中友達から電話がかってきて、慌てて左手を離して会話をするともうアウト。 迷路を再開した時にはもうどっちの手をついていたかわかんない。 電話だ!と意識が集中した途端、『左手を壁に着けていく』と決めた事の左部分だけが吹っ飛んじゃうんです。 後は、友達や彼氏に話そうと思った事があって、名前を呼んだ瞬間に話そうと思った事を忘れる。 最近このパターンが増えてきてやばいですぅ。 ●最後に悲しい体験談~トリ頭方向音痴のミラーハウス~● ミラーハウスはトリ頭方向音痴にとって地獄です。 これはまず入ったら最後一人ではでられません! 手を引いて連れて行ってもらわない限りでられません!! トリ頭方向音痴は普段日常的にあるガラスにだってどこからガラスなのかわからなくて頭をぶつけることだってあるんです。 それ以上の効果をもたらす鏡でできた迷路なんてもってのほかです! ふっと手が離れた瞬間も自分しかいない世界。 どこを向いているのか、どこに向かえばいいのか、キラキラした中で平衡感覚と遠近感が薄れ、それまで自分がどう歩いてきたかを忘れる。 絶対に通路になっているはずだと歩いても壁に当たるたびに進む方向がわからなくなって、ひたすらに同じ所をグルグルグルグルさまよう。 最終的には気持ち悪くなって絶望の気分とともにミラーハウスの中で一人座りこむことになります。 誰かが通るまで・・・。しくしくしく・・・。本気で泣けてきます。 絶対トリ頭方向音痴な人はミラーハウスに入っちゃダメですよ。 後、暗室もだめですよ、方向感覚と平衡感覚失って気づいた時にはぶっ倒れてますから・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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