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オフィスにて、モデル美女と同じ土俵に上がったつもりなのか、モデル美女がパーソナルトレーニングに励んでいるというお話に参戦、「私もパーソナルトレーニングには、タイマイはたいています! 今なお継続中! お金がいくらあっても足りないわ!」と豪語し、私の顎を外し掛けた大変なブサイク女性がおります。
彼女はですね、いっこく堂の腹話術人形「カルロス・セニョール・田吾作」にそっくりです。 前にいっこく堂の腹話術人形「ジョージ」にそっくりと書きましたが、ジョージじゃなくて、「田吾作」のほうでした。 低い背、高い頬骨、へこんだ頬、いかついガタイ、ガニマタとまあ、いろいろ残念なわけです。 パーソナルトレーニングに、ウン十万円も払っていて、今なお継続中の財力がおありでしたら、パーソナルトレーニングをいったんお休みし、浮いた資金で、まずは両津かゴルゴ13かと思われる一本眉毛をアーチ型に整えるように脱毛し、エステで美白処方を受けて肌の色を白くし、剛毛とひと目で分かる重たい旧東ドイツ陸軍ヘルメット型のヘアスタイルを、明るい色にしてから、パーマなどをかけてふんわりさせることが先決。 それから曲がった足と、分厚いがぺったんこな胸「板」を際立たせる江頭2:50分のようなトレンカに、中途半端な丈のチュニックを辞め、きちんとした補正効果のある下着、つまり胸にパッドを入れ、普通にタイトスカートにシャツとか、ワンピースにすれば、雰囲気もかなり変わると思うのですけれど、そんな彼女が、どうしてパーソナルトレーニングに固執するか、甚だ疑問です。 モデル美女になりたくて、彼女と同じジムに通っています、というわけではないらしいし。 そもそも、パーソナルトレーニングって、足の矯正的ストレッチとかって、やってくれないものなのでしょうか? 田吾作な彼女が、何処のジムに行っているかは存じませんけれど、効果ゼロどころか、営業妨害クラスじゃなかろうか? 何処のジムのトレーナーさんか存じませんが、私はいつも彼女が声高にパーソナルトレーニングを語るたびに、そのトレーナーさんの営業成績を心配しています。 私も外見については、人のことは云えませんが、彼女の一番いけないところは、「怖い」ところです。 私も弟に「この世で一番怖いのは、うちのねーちゃんだ」と云われておりますが、それとこれとは別。 田吾作な彼女は、「アナタ、私の云ってることを理解してないでしょ!」などと、同じチームの新卒ちゃん(女の子)に、ガーッと、一気に捲くし立てちゃったりする。 イメージ映像としては、秋田のなまはげですね。 「悪い子はいねがー!」のアレ。 可愛らしい新卒ちゃんを目の前に、どうしてあんな怖い顔が出来るか謎。 新卒ちゃんは、本当に誰もが絶賛する、感じの良い頑張り屋さんで、AKBの研究生です!って云われたら信じちゃうぐらいの可愛い子なんですよ。 私や、他のチームの、私と同年代の女性は、「いい子だよねー、おばちゃんに何でも云ってごらん! って気になるよねー」と、彼女を絶賛しているというのに。 そんな彼女が昨日、階下の来客用会議室に、紙袋をたくさん手に通して、えっちらおっちら運んでいました。 「うちの男子は、どうして誰も手伝ってくれないのっ!」と、叫びながら。 紙袋の中身は、会議で使う資料とかノートPCでしょうけれど、何故手伝わないか、って? そりゃあ、その「どうして誰も手伝ってくれないのっ!」って、叫ぶ顔が怖い、怖すぎるんですよ。 近寄りたくない=手伝いたくない、でしょ? あなたのそのガタイ、力持ちそうだし。 男性って、そういうところ、大変正直だと思います。 あなただって、子供の頃からそういうブサイク扱いされてきたから、そんな怖い顔になったんでしょ? 違うのかしら? ・・・森三中の誰かが、杉本彩サマになるべく全身整形をするとしたら、費用は1000万円以上かかるそうです。 脂肪吸引に、シリコンを入れたりする、足し算・引き算のほかに、顎の骨をはずして削って元に戻す、とか、足を伸ばすために、一度骨折させて大腿骨を伸ばす、とか、左右の肋骨一本抜いてから、背中をダーツみたいに縮めて縫って、ウエストをくびらせる、とか、ガクガクブルブルな大手術を、一年がかりでやらなくちゃいけないそうです。 田吾作な彼女は、何を根拠に、「誰も手伝ってくれない!」つまり、「私を手伝うべき!」と憤慨しているのでしょうか? ・・・パーソナルトレーニングに、タイマイはたいているから・・・? ・・・モデル美女には、みんな親切だから・・・? ・・・私も同じ人間だから・・・? うーん、もしも田吾作な彼女が、こう考えているとしたら、行くのはジムでも美容室でもエステでもなくて、精神科だよ・・・と、私はうすら寒くなったのでした。 私も残念ながら、モデル美女のように美しくは生まれませんでした。 でも、そんな私でも、いろいろマシに見えるテクニックって、あると思うんですよ。 ありのままの自分って、何でしょうね? それに世の中、美だけが物差しじゃない世界も間違い無くありますよ。 私が住む世界は、モデル美女の住む世界ではなく、大阪のおかんキャラの町。 荷物があれば、私は自分でとっとと運んじゃう。 誰かが「やってくれない!」と怖い顔をして叫ぶよりも、みんな忙しいだろうし、自分でやれることは、とっとと片付けて、まだ荷物を運んでいない人のを運んだり、ついでに、人の世話を焼いたほうが気分がいいです。 私はついに、それを仕事にしちゃいましたことよ(>私の仕事は秘書です) 頑張っている人がいたら、何か役に立てることはなかろうかと思うし、とにかく、私に出来ることはなんでもします。 減るもんじゃないし。 まず自分からエネルギーを出して、動くほうがいいと思うのです。 若作り42歳もかなりイタイけれど、田吾作な彼女は、外見もココロもイタイを通り越して、やっぱり怖い。 そういや私は田吾作な彼女の、笑顔を見たこともないし、トレーナーさんに、恋をしているっていうふうにも見えないし、彼氏もありゃ絶対にいないでしょうねえ。 つまるところ、自分の考える自分の立ち居地と、他人から見た自分のキャラクターの乖離と申しますか、セルフプロデュース能力の欠如とは、痛々しいを通り越して、こうも恐ろしいものかと、私は多彩な事例を見て、自らを振り返っています。 ジムで親しくお話をさせて頂いている女性陣が、年齢に関係なく素敵なのは、しっかりセルフプロデュースが出来ているからだと思います。 今、自分の体やココロがどういうコンディションか、自問自答を続けて、正しく分析しないと、安心安全かつ楽しくトレーニングは出来ませんし、スタジオってそもそも鏡張りだから、体系丸見え。 自分が、上手く動けるんだ!と思っても、実際はそうではないことだってあるわけで、そこには現実がいやおう無く突きつけられているわけですから、上手に楽しめる方法を知っているのだと思うのです。 さて、私はそれから、偶然にもボスのお使いで、私も階下の来客用応接室のあるフロアに行きました。 お使いを無事済ませて帰ろうとしたとき、通り道の会議室の、開けっ放しの扉から、私と同じ部署の男性が数名、室内にいるのが見えました。 上の人から下まで勢ぞろいで、わさわさおしゃべりしています。 会議机の下座だけに陣取っているし、時計を見ると、16:00まであと10分。 きっと16時から会議なのでしょう。 「お疲れ様ですー。会議? お茶持って来ましょうか?」と、私が一番下座に据わっている若い男の子(確か2年目、今ふうのイケメンだけれど、天然らしいという噂)に声をかけると、「ホントですかー、12人です!」と、元気良く答えました。 お茶と云っても、うちはペットボトルを配るだけなので、楽勝です。 お盆のまま12本のペットボトルを「あとはよろしく!」と、彼に預けて、私はいよいよデスクに戻ろうとしたところ、な、なんと、お客様を引率した田吾作な彼女とすれ違いました。 あら、さっきの、「誰も手伝ってくれないの!?」などと、怖い顔をして叫んでいたのは、この会議の準備だったわけですか。 だったら、怖い顔するよりも、「準備行ってますねー!」って、笑顔で、まずは書類を運び、ペットボトルのお茶を並べ、私はお客様をご案内するから、悪いけど、ちょいと書類並べてくれる?とか、若い男の子に頼めばいいのに。 気が利かない! お茶ぐらい、うちはペットボトルなんだから、出してくれりゃあいいじゃんか! それぐらいやってよ!って、文句云うのはそら簡単ですねえ。 私は、女だからやれ、などと云っているんじゃありません。 本当に、荷物が多くて、大変で、手伝ってほしければ、きちんとお願いするべきです。 「察してください、気を遣ってください」って、そんなことを期待できるのは、美女か、秘書が付くようなお偉い人しかいません。 ただでさえ田吾作なのに、怖い顔をして、ぎゃんぎゃんわめく人になんか、誰も気を遣ってなんかくれませんよ。 「尻尾振る犬は打たれない」というのは、真実です。 世の中はモデルのような美女ばかりでもありません。 きちんと自分のキャラクターを分析して、より外見もココロも、より良く生きるセルフプロデュース能力こそが大事だよなあ、としみじみ思ってしまいました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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2012年07月25日 11時30分14秒
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