会長です。
タイトルにあるように今回はこのブログ最後の更新となります。
釣り研究会Artesanoは解散します。
このようになってしまったのはすべて私の力不足が原因です。
しかるべき時にメンバーをそろえなかった私の落ち度や同好会・サークルを運営するにいたっての覚悟がたりず、甘かったと反省しています。
また同時に、釣りをサークルとして成り立たせることはとても困難だと切に感じています。
3年前の私は、釣りという喜びをより多くの人に伝えたいという純粋な気持ちで、自分以外釣り経験者なしのサークルを立ち上げました。
未経験者を釣りに誘い、道具を用意し、釣り場に連れて行き、釣らせるということは並大抵の苦労ではありません。当然釣れなければ交通費をわざわざ払ってこれかよという不満もあったと思います。
それでも、「もっと釣りを楽しませてあげたい、そうすれば一人でも釣りに行って成長して、そいつから他の仲間が増えたら自分も楽しいな」という気持ちが原動力になって行動しました。
しかし実際にはそう簡単にはいかないもので、やはり自宅近くに釣り場がない初心者が期待通り順調に育つことは難しく、初心者が経験者になり新しい初心者を指導するというサイクルはどうも成り立たない気がしてきたのが2年目です。
創設したころは部室をもらい公認サークルとして認めてもらうと豪語していた私ですが、この時点でかなり弱気になっていたと思います。
やはり運営するには意欲的な経験者の比率が初心者より高くないと厳しいです。
しかし難しいことに、経験者は固まって結局、初心者を置いてきぼりにしてしまうんですね。これは悪気があって起こるのではなく自然なことですが・・・
実際、中期のArtesanoはそんな状況でした。
それは見てくれでは釣り研究会として活動して見えます。
でもそれでは駄目なんです。しつこいようですが私の創設当初の理念は「釣りの喜びを多くの人にひろめる」です。
初心を思い出し、サークル以外で多くの人を釣りに連れて行きました。
みんな喜んでくれましたし、本当に楽しんでもらえたと思います。
しかし、だからと行ってまた積極的に行きたいという人はほとんどいませんでした。
おかしいな~
釣りって一度味をしめたらまたやりたくなるはずなんだけど・・・
少なくとも自分はそうやって釣りの世界にはまり込んだわけですが、他人は他人です。
釣りに没頭する人は環境はもちろんですが、ほかに一種の才能が必要なんだと思います。
ない人は釣りバカにはなりえないみたいです。
そう考えると、Artesanoは趣味の押しつけサークルだと感じました。
いままでダラダラ続けてきましたが、ケジメをつけてもう終わりにしたいと思います。
こんな会長ですがサポートしてくれた同学年、後輩、他大学の方々、ブログ閲覧者のみなさん本当にありがとうございました。
P.S
別に釣りをやめたわけではない(もう二か月行ってませんがw)ので、知り合いの人は是非誘ってください、淡水・海水、日本全国どこでも付き合いますよ!!!