604260 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

南トルコ・アンタルヤの12ヶ月*** 地中海は今日も青し

南トルコ・アンタルヤの12ヶ月*** 地中海は今日も青し

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

お気に入りブログ

コメント新着

gama@ Re:超簡単!ドライ・バジル作り(07/30) 今日初めてここを見つけ端から読んでいる…
東京のぐーまま@ 通学カバン・・・から1ヶ月がたちました。 こんにちは。東京在住のアザラシ娘と二人…
アサコサル@ ど派手なんすね~ デニズリで近所のコドモ達にエイゴを教え…
cloe97@ Re:通学カバン。今年の流行は、コレだ!★2006(08/30) きゃーー!派手だぁ!!!やっぱりドイツ…
turkuvaz@ Re[2]:ふむふむ(08/30) みあるさん 大事なもの忘れてました!…

キーワードサーチ

▼キーワード検索

2005/09/09
XML
テーマ:海外生活(7771)

§フェティエの魅力、再認識(1)


昨夜は、下調べや荷造りで、とうとう午前3時頃まで夜更かしをしてしまった。
簡単な行程表も、土壇場になって作成。やっぱり、あらかじめ行程を組んでおかないと効率よく動けないし、取りこぼしが出て後で後悔するので、地図を睨みながらキロ数を割り出し、各所要時間の計算をして、略地図も作った。

コーヒーを飲みすぎたせいで、あまり熟睡できず、朝7時半には子供たちの目覚めた声で起こされる。
朝食を用意する傍ら、コーヒーのポットと冷水のポットを用意。
今回は時間もないため、おやつ類はバッカルで買ったもので済ませることにした。

出発は、午前9時40分。予定より10分遅れは、いつもの私たちの旅行に比べれば上出来だ。
昨夜、いろいろと検討した挙句、本日の遺跡めぐりはやっぱり諦め、もう少し家族向けのプランに変更することにした。
途中、遺跡には一切立ち寄らず、フェティエまで直行。フェティエで海の幸の昼食をとり、その後カヤキョイで私だけ降り、夫と子供たちだけ先にホテルにチェックインしてもらうか、いったんホテルのチェックインを済ませてから、ミニビュスで単独カヤキョイまで往復するか。
娘たちが、とにかくプール、プールと煩いので、夫は娘たちの面倒を見てホテルに居残る。夫も、「カヤキョイ、何それ?」程度の反応なので、丁度いい。

車はコルクーテリ(Korkuteli)を経由し、デニズリとの分岐点ソーウト(Sogut)で、道を左にとる。ここまで、約100kmを1時間50分で走行。
ソーウトから進路は南西に。カラベル峠(標高1300m)を越えながら、後は下り坂。明後日に見学予定のトロス(Tlos)、サクルケント渓谷(Saklikent Kanyon)への分岐点を通過し、やがて遠くにフェティエ(Fethiye)の町並みとフェティエ湾を望む。
フェティエへは予定通り、ピタリ午後1時に到着した。

フェティエを訪れるのは、実はこれが3度目になる。
初回は、8年ほど前。アンタルヤを出発して、デムレ・ミラに立ち寄り、フェティエではアミンタス王の墓とリキア式岩窟墓群だけ急ぎで観光して一泊。翌日、クサントス、レトゥーンを見学してアンタルヤに戻るという1泊2日の強行日程。
2度目は2年前。ダルヤンへ向かう途中の昼食休憩に立ち寄っただけ。
したがって、繁華街に足を踏み入れるのは、今回が初めてとなる。

アタテュルク大通り沿いの駐車場(4YTLは高い!)に車をとめ、まずは海岸沿いを散歩。
三方を小高い山に囲まれたような形のこじんまりとしたフェティエ湾は、湖のように静かで、桟橋に順番に繋がれた観光船がのんびりと波間に揺れている。

フェティエ、桟橋の風景
桟橋の風景


私たちは、どこかのフィッシュ・レストランで昼食をとるつもりだったが、桟橋沿いにはこれというレストランは見つからず、シェヒット・フェティヒ・ベイ公園に面したカフェでレストランの在り処を尋ねた。
すると、魚市場(Balik Hali)に行けば、魚をその場で選んで調理してもらえると言う。

大通りから一歩南へ入ると、延々と重なる緑のアーケードやブドウ棚が魅力的な木陰をもたらしているチャルシュ(商店街)へと繋がっている。
窮屈な小路には、カフェ&レストラン、店先に色鮮やかな乾燥野菜や香辛料をぶら下げた土産物屋が軒を並べ、フェティエの観光地としての人気振りが伺える。
観光地としての核を失ったアンタルヤから来た私たちには、こんなチャルシュがとても魅力的に映る。アンタルヤは、観光客、地元民問わず、人々が自然と足を運びたくなるような、しかも緑陰に溢れた、こんな「界隈性」に欠けているのだ。


緑陰あふれるレストラン1緑陰あふれるレストラン2
緑陰が魅力的なレストラン


緑のアーケードを抜け、歩くことさらに2~3分。
魚市場(Balik Hali)への、アーチ状をした石造りのアーチが突然横に現れた。

魚市場への入り口1魚市場への入り口2
魚市場への入り口のいくつか



 (つづく)






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2005/09/14 07:39:33 AM
[トルコ的生活/わたし的生活] カテゴリの最新記事


プロフィール

turkuvaz

turkuvaz

カテゴリ

フリーページ

●アンタルヤ移住記


始まりはいつも突然


海さえあれば


子供のこと


なにゆえにアンタルヤ


●アンタルヤの12ヶ月


∬9月―頭の痛い季節(1)月謝高騰


 (2)学校探し


 (3)相談


 (4)対決


 (5)待ち合わせ


 (6)学校巡り


 (7)休息


 (8)父兄懇談会


 (9)続・父兄懇談会


 (10)続々・父兄懇談会


 (11)続・続々・父兄懇談会


 (12)学校探し、再び


 (13)助言


 (14)その後―上の娘


 (15)その後―下の娘


∬10月―天国と地獄のあいだには(1)


 (2)一抹の不安


 (3)予感的中


 (4)楽園の風景


 (5)待ち受けていたもの


 (6)嫁の立場


 (7)アンタルヤへの帰還


 (8)心尽くし


 (9)家族の集い


 (10)天国への階段


∬11月―キノコ奮戦記(1)いざ松茸! 


 (2)キノコとの格闘


 (3)またしても空振り


 (4)キノコ恋しや


∬12月―チョルバの誘惑(1)


 (2)タヴック&メルジメッキ・チョルバス


 (3)イェシル・チョルバス、そして


 (4)チョルバへの誘い


∬1月―白い悪夢


∬2月―銀色の休日(1)予定変更


 (2)ダルヤンへ出発


 (3)ホテル探し


 (4)夕食での椿事


 (5)カウノスの遺跡


 (6)舟下り


●私の旅の案内役


●ヒッタイトの足跡を訪ねる旅―第1回


(1)目指すはベイシェヒル湖


(2)ファスルラル村への道


(3)ガイド少年


(4)教師の家


(5)湖畔の夕暮れ


(6)鯉料理


(7)聖なる泉


(8)湖水に浮かぶ


(9)湖畔のドライブ


(10)夢の跡


(11)帰路


(12)新たなる旅路


●ヒッタイトの足跡を訪ねる旅―第2回


(1)ムワタリ王のレリーフ


(2)カラタシュ野外博物館


(3)イェセメック野外博物館


●半日ガイド体験記(1)音信不通


(2)すれ違い


(3)再会


(4)苦肉の策


(5)最初の仕事


(6)日曜パザール見学


(7)車内ガイディング


(8)我が家訪問


(9)和食ピクニック


(10)最後の仕事



© Rakuten Group, Inc.