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何とも意味ありげなお題だが、要は鹿島鉄道などのタイムリミットである。鹿島鉄道・くりはら田園鉄道・西鉄宮路岳線一部区間が3/31に一斉に廃止になる。
特に鹿島鉄道は昨日、最後の日曜日という事もあってか大混雑だったようだ。ここでは日本の現役気動車で一番古い車両がおり、他にも鉄道ファンにとってはたまらない物件(?)が多数ある。駅舎もクラシックなものが多数残されており、沿線風景も一部区間を除いて懐かしいローカル線の原風景と言えるものが広がっている。 ただ、廃線が近づくと困った輩が集うのも常である。どうやら鹿島鉄道を始めとする各路線で無断侵入や、それに関連したトラブルが頻発しているようだ。僕も昔、和歌山県の野上電気鉄道が廃線になる数ヶ月前に最初で最後の撮影に行ったが、その時も無断侵入が多発していた。その影響もあってか、最後は鉄道ファンと野上電気鉄道との間でピリピリしたままで廃線になってしまったのは記憶に新しい。 鹿島鉄道でも、車庫の撮影が以前のようには出来なくなってしまったそうだ。まあ、これだけ無断侵入されては仕方がないだろう。このままでは部品を盗まれてしまいかねない。この処置に逆切れする向きもあるようだが、はっきり言って自業自得である。鉄道会社にそこまでさせるほど追い込んだのだから。 僕も、廃線前の撮影は野上電気鉄道以来やっていない。撮影するなら、そういう騒ぎが起きていない普段の姿の時の方が良いからである。だから、有田鉄道の時も南海貴志川線(これは廃止ではないが)の時も直前の撮影をしなかった。もっとも、貴志川線の場合はトイレ取材があったので、偶然撮影出来ただけだが。 くりはらと西鉄がどうなっているかは分からないが、おそらく同じような騒ぎが起きている事が容易に想像できる。撮影する人は、とりあえず常識を持って行動してほしい。そして、何より鉄道ファンなら鉄道会社に迷惑をかけるような行動は、なおさら謹んで欲しい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年03月26日 07時32分36秒
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