重箱の組み方
自分で作った重箱から、ある夜、照明の光がすき間から漏れているのに気がつきました。単に板の切り口を直角に合わせて組み上げた、いわゆるる「イモ継ぎ」というやり方ですから、よっぽど工作精度の高い機械で製材したものでなければ、当然と云えば当然です。一方、いままで「すき間のない箱が理想」とのお言葉を多くの先輩方から伺っています。(もちろん、そんなの気にしなくていーよ、という方もいます。)なにしろ、皆さん実績がある訳です。そこで、例の森本さんの巣箱はどうなっているのか、確認してみました。なるほど、光が入らないように組み手が加工してあります。でも。こんな加工は素人には無理ですね。そこで、簡単で加工が難しくない組み手を自分なりに考えてみました。多少板が反っても切り欠きのサイズが適当でもそれなりに出来るつもりです。一応、これで光は透さなくなりました。でも、この切り欠きなら簡単に作れますので、これから作る箱はこれでいこうかと思っています。