カテゴリ:あれこれ
しばらく前からよく聞くようになった 「~~させていただきます」という言い方があります。 丁寧に聞こえるような気になり、これをつけさえすれば 謙譲の敬語になると思う人が増えているようです。 「説明させていただきます」 「休まさせていただきます」 「(次の画面に)移らさせていただきます」 「日ごろから感じさせていただいております」 「お預かりさせていただきます」 「司会を務めさせていただきます」 「通わさせていただいております」 どれも、過剰な敬語の使い方とされています。 「致します、致しております」「おります」で事足りる言い方がほとんどです。 いくら話し言葉で、口に出した瞬間から消えていくとはいえ 耳につくと、あんまり気持ちの良いものではありません。 敬語はシンプルに使ってこそ、活きます。 一つの文の中に、いくつか敬語表現をしたい言葉があるとき 前の言葉より、後ろの言葉を敬語表現に変えると 敬語表現としては充分相手に伝わります。 「社長が立って話す」 A:社長がお立ちになって、お話になる B:社長がお立ちになって話す C:社長が立ってお話になる Cの表現がすっきりとしていて、くどく感じることが少ない表現です。
次の表現は正しいようで、本当は別の正解があります。 ◎「この施設はどなたでもご利用できます」 ◎「資料は部長がお持ちしてくださいます」 ◎「今なら、お求めやすい価格です」 正解は明日! 大阪 梅田 西梅田 堂島 話し方教室 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021.11.15 13:56:27
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