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マイスクール慶應修学舎の記憶

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2014.08.30
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カテゴリ:今日のひと言

 今日は、もう一つの会社の代表取締役の若きリーダーのブログより抜粋
 20と1歳とは思えないほどの軸がしっかりしているリーダーです。
 
 以下抜粋

 ---------------------------------------------------------------------------

 今年の4月に設立して以来、おかげさまで5ヶ月がすぎようとしています。
 この5ヶ月間は、利益を上げる事業が育ったり、
 今後もっと面白くなっていくであろう事業が生まれたりしています。

 設立2年目となる来年4月には、現在注力している事業も本格的に始動します。


 さて今日は、僕たちの現在の主力事業の1つであるモデル校のことについて
 少し書いてみようと思います。

 現在モデル校では高校生を対象として、
 学習指導のみならず、様々な側面から高校生をサポートしています。

 僕も塾長兼CTOをサポートする形で
 モデル校で様々な高校生をサポートさせてもらっていますが、
 やはり一番多いのは数学の質問の対応です。( 化学、物理もですが )



 「この問題わからーん。」…。


 この類いの質問が一番多いような気がしますが、
 この質問に現在の様々な教育的問題が凝縮されていると思います。

 もちろんそうでない生徒もいますが、
 問題にとりかかるやいなや質問をする生徒がまだまだいます。
 入塾間もない生徒は、特にそうです。

 数学で大切なことは、
 「この問題を解くにあたって、何が求められれば、その問題を解くことができるか。」
 を考えることだと思います。

 しかしながら、参考書に書いてあるのは、
 この問いを参考書側で考えた後の解答だけです。

 「この問題を解くにあたって、何が求められれば、その問題を解くことができるか。」
 これをしっかり考えて問題を解いているか、いないか。
 この違いが、範囲が限られた定期テストだけしか点数がとれない生徒と
 実力テストでもしっかり点数のとれる生徒との違いだと思います。

 ただ、数学における暗記を完全否定するわけではありません。
 もちろん定石的な手法は、覚えておく必要があると思います。
 ( 理解して使えるようにしておくという意味です。)

 また、英語でも言えることですが、暗記の要・不要を見分けること。
 これも大切な学習の一つです。

 たまに長文でわからない単語をすべてノートにきれいにまとめて、
 覚えようと頑張っている生徒がいますが、
 そのような学習スタイルは作業型学習の弊害だと思います。

 そういった生徒はノートや単語カードを完成させる作業で満足して
 いるケースが多い気がします。

 長文のなかの分からない単語であれば、単語帳に載ってあるレベルで分からないものは
 暗記し、載ってないようなものはどうすればその単語の意味が推測できるかという
 学習につなげていきます。

 これは一例にすぎませんが、
 本来学習とは、その学習方法自体を考えることも学習であり、常に思考の連続です。

 ともすれば、学ぶことが作業になってしまいがちな生徒ですがモデル校では、

 「 分からないということに慣れる。」
 「 思考する楽しみを知る。」

 という角度からも生徒と向き合っています。

 世の中では、分かりやすく解答を説明する先生がいい先生だと言われています。

 教育が一つのサービス業となっている現在においては
 理にかなっているかもしれません。

 反対に、すぐには答えを教えず、考える力を伸ばしてあげようとする
 先生は、もしかしたら生徒からの評判はいまいちかもしれません。

 でも大学受験の後の生徒のことを考えると、
 やはり教育の場を思考力、人間力を鍛える場として
 3年間サポートした方が絶対に生徒のためになるはずです。

 親元を離れて初めて、親のありがたみが分かるように
 教育も現場で崇められるよりも、大学や社会に出た後に
 初めて理解してもらえる方が実は健全な教育なのかもしれません。

 教え子が社会で活躍するプレイヤーとなることは、
 教育者としてこの上なく嬉しいことに違いありません。

 塾関係者には、
 様々な方面からのプレッシャーもあるとは思いますが
 少しでも思考型の教育をして頂けたらと思います。

 そして高校の先生方は
 不必要に大量の課題を出すのはやめる勇気をあってもいいかもしれないと思っています。
 不要に多い課題はただの作業にしかならず、
 過剰の作業は効率重視のテクニックに偏った教育に拍車をかけます。

 EdTech(教育 × テクノロジー)という言葉が
 浸透しつつあり、その両方に携わっている僕たちは
 日々教育についても様々な角度から真剣に考えています。

 (追記)
 「この問題を解くにあたって、何が求められれば、その問題を解くことができるか。」
 この問いを考えていく力が大切なのは、大学受験に限った話ではないと思います。

 ------------------------------------------------------------------(抜粋了)

 なぜ、僕たちは、視点を変えた方向から教育を見つめているのか。
 もっといえば、勉強や教育におけるこれまでの常識(※1)を俯瞰し、
 デファクトスタンダードを自信を持って遂行できているかの理由について、
 次回から記事に書く『この夏を総括(1)、(2)』で綴ってみたいと思います。

 (※1)教育における良いとされる常識というより、思考停止状態となっている現状。
    多くのことの常識が変わってきた世の中において、教育だけは、この1世紀何も変わっていません。
    (例)20年前、練習中に水は飲むな!が常識。 現在、練習中は、こまめに水分補給が当たり前。

 
 (追記)
 昨日、9月デビュ-の講師・スタッフの6名の最終研修が終わりました。
 9月に入れば、10月デビュ-の講師・スタッフの研修が始まります。

 勘の鋭い方や時流を読めている人は、おわかりでしょう。
 定員制にし、塾生数に制限をかけているにも関わらず、
 講師・スタッフの仲間を増やしている。
 ここですね!

 

 

 



 

 





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Last updated  2015.12.22 23:10:31
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