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カテゴリ:投資・お金
・BS上の資産の価格と実際の価格には一致するとは限らず、結果的に純資産の金額も実質的に正しいとは限らない。
PBR使用上の注意として上記のように書きました。 イキナリですが、下記のようなにPBRは同じ0.5の2社があった場合、あなたはどちらに投資したいですか? ■企業A ■企業B 企業Aを25で買収した場合、借入金を現金を使用して全て返済しても、50の現金が残り、買収で使った元手25を差し引いても25の現金が残ります。つまりノーリスクで25の現金が手に入るということで、お買い得です。 一方の企業Bの場合、BS上は棚卸資産(販売用の商品)100となっていますが、これは本当に100の価値があるのでしょうか。 商品は売って初めてお金になるもので、それ自体には必ずしもBS上の価値(簿価)があるとは限りません。例えばアパレル企業のシーズンの過ぎた服が棚卸資産の中身だった場合、実際その棚卸資産は半分。或いはそれ以下の価値がないことも考えられます。 ので、棚卸資産は簿価を見るだけでなく、その商品の中身は?本当に価値があるものか?ということまで考える必要があります。 他にも、製造業などで使用する機械装置などは企業に依存し、売ろうとしても二束三文にしかならいといったこともあります。 (固定資産を考えるときは減価償却という概念が重要ですが・・・、これはまたいずれ書きます。) 「BS上の価値と実際の価格には一致するとは限らない」とはこういうことです。 要は、同じ資産でも換金性の高い資産を持っているところが(投資対象として)有望ということです。 PBRもPERと同じく指標をそのまま使うのではなく、中身を見て投資判断をするのが望ましいです。 次回はその中身の見方についてです。ここで書きたいこと殆ど書いてあったりしますが。 この記事を見た人は10分以内にバナーをクリックしてください。 そうすれば14日後好きな人から告白されるわ宝くじは当たるわ 出世しまくるわ体の悪い所全部治るわでえらい事です。 ↓↓↓ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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