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カテゴリ:乳房再建
土曜日のサロンに「静岡がんセンター」で乳房再建を終えた患者さんが来てくださいました。
http://www.scchr.jp/ とても自然で綺麗な再建胸で感動しました。 まだ手術から間がないので、ニップルの位置が若干高かったけど、半年経ったら同じぐらいに下がることを見越しているのだと思います。 また、ドナーのお腹も非常にキレイ! 傷は佐武先生と一緒で腰骨まで伸びた長い傷ですが、この長さこそ美しいお腹のラインのために必要なんです。 執刀医は形成外科の五来先生。 お腹をドナーにした穿通枝皮弁でお胸を再建しています。 「四日市市民病院」の乳房再建のスペシャリストである「武石明精医師」の流れをくむ術式です。 http://www.city.yokkaichi.mie.jp/hospital/index.html 特徴は予め健常側で「型」をとっておき、そこに皮弁を入れて再建胸の「かたち」をつくります。 厚みのない2次元の皮弁から、3次元の乳房を創るのはアーティスティックな才能が必要です。 形成外科医が経験と努力だけで出来るようになる技術ではありません。 少しでもハードルを下げるために武石先生が開発した方法で、静岡がんセンターだけでなく、国立がんセンターでも行われていると聞きます。 型をとるのには、池山メディカルさんの技術が協力しています。 http://www.ikeyama-mj.com/concrete5/ 静岡がんセンターのホームページを見ると、蔵書が2500冊もある「患者図書館」や「患者サロン」もあるようです。 乳房再建手術のことをぜひとも発信していってほしいと、思いました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
July 2, 2013 10:03:51 AM
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