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ベビー&マタニティ水着 大きいサイズ水着 水泳小物のフットマーク『うきうき屋』店長より

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自宅療養中の母

自宅療養中の母

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2008年10月23日
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先日の痛ましい件は、人ごとではない気がしました。
ケースとしては希なのかもしれませんが
私が次男を産んだ病院が、その方のかかりつけ医だったからです。

新聞で
「あら?懐かしいドクターの顔が」

と思ったら大騒ぎの渦中でした。



次男を笑顔で取り上げてくださった院長が
あんな悲痛な顔でカメラに囲まれて。
今でも分娩室に駆け込んできたときの
次男のへその緒を切るときの
幸せそうな表情しか私には記憶がないのです。

私の妊娠を一人目と誤解し「高齢出産のリスク」と
つぶやいたため、私が激怒して
結果、体重管理を「完璧」にするきっかけになった
女性医師がその隣にいて。
(ま、その誤解は解けたんだけど。『プロの仕事』をするタイプのドクターというだけでしたし。誤解が解けたら優しかった。)

小規模だけど医師が常に3人いて
(非常勤医師も3人いた)
予約入れても2時間待ち、の人気病院。

松戸から来ているって方ともお話ししました。
(だって陣痛始まったらどうするの?)
(臨月になる前にこの近くの実家に里帰りするの。)

この人気は凄かった。

それはドクターにもスタッフにも
愛情があるからだと、今改めておもいます。



ドアを入るといきなりどこのホテルのフロント?
といった風な受付。親切♪音楽にアロマ。

上の子を連れて来院する人のための本やスペースもあり

逆子になったときも全然心配させないように気遣っていただき
なんと、その場でお腹の上から子供を回転させました。
くるんっって、なにげなーく。
(しかし、これができる医師は今少ないのだそうな)

床も壁もシミ一つ無く、産後の個室設備は完璧。
必要なモノはすべてそろっている上、
ご飯が美味しかった。(病院の地下は調理室)
最終日はフルコースのディナーにワインまで♪

なによりもドクターとスタッフの
愛あのある仕事ぶりに安心して
10年ぶりの出産をらく~な気持ちでできました。
(陣痛始まってから5時間以上クロスワードパズルしていたもの)

それで、なぜかラストに産道が凄い早さで開いたので
帰るはずだった日勤の助産師さんは
意を決して最後までつきあってくれました。
もちろん夜勤の助産師さんは来ていたのですが
担当になったのだから、と最期まで見届けてくださったのでしょう。

これがマニュアル優先の大病院なら
時間と同時に交代があたりまえ。
その頃陣痛がきつくなっていた私の状況や心情を
理解してもらえたかどうか・・・

産んだ後、その日は非番のドクターまで
「おめでとう」を言いに来てくれて。

夜中でも小さな心配事にも即座に対応してくれ、
とにかく明るくて肯定的、なのに静謐な空気の病棟。

退院時には
「心配事があったら夜中でも良いから電話してきてね」



泣けましたね。



だってお金になんかならないんですよ。
電話相談なんか、無料だし専門外の話も混じることがある。
仕事が増えるだけなのに。

人への愛と、仕事への誇りがあればこそ
患者・・(この場合妊産婦ですが)が
安心して命を預けられるのです。



マニュアル通りにしか対応できない現実もある。
複数の友人が大病院の看護士と助産師をしていたので
ホントによーく分かるんです。

でもね、人に対する愛がないなら
あの仕事は難しい気がします。


友人のある人はその現実に疲れ現場を離れ
看護士を育てる立場になる決意をしました。

ある人は結婚と同時に職を離れました。
満床の小児ICUは精神的に限界だと。

ある人は現在も続けていますが
街の小さな診療所に移りました。
心のある仕事がしたかったから
お給料はダウンしてもかまわないと。



マニュアルは大事です。
それが効率に繋がり、結果として多くの人の役にたつのですから。

ちなみに、やり玉に挙がっている
受け入れ拒否した病院には
次男・長男が今年相次いで救急外来でお世話になり
現実にはとても優秀な医師とスタッフがいるんです。
地域の小規模病院との連携もちゃんとあるんです・
逆にさらに高度医療のできる医療機関との連携もあるんです。
(二人ともそれで適切な病院に搬送されたんです。)

システムもすばらしく機能的に動いていましたし、
事務スタッフも融通の利く、プロフェッショナルでしたし。



それでも、こうなってしまう現実が
やりきれないです。










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最終更新日  2008年10月25日 02時31分01秒
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