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テーマ:暮らしを楽しむ(384078)
カテゴリ:うきうき屋店長の子育て日記帳
この季節になると必ず長男は長野の実家に行っております。
私たちも明日合流しますが、 ウチの田舎のお盆は 12日夕方から始まります。 茄子とキュウリで馬と牛を作ります。 (来るときは馬で速く来て、 帰るときはゆっくり牛で帰るように。) 街には通称「お花市」というのが立ちます。 町内のいろいろなところで (野菜を扱っているところはほとんどが) お墓参り用のお花を売り出すのです。 12日に購入し、 13日は午前中にお墓へ。 そこで迎え火を焚くのですが 「白樺の皮」なのが長野県らしいでしょ。 (東京に来るまで全国で白樺の皮が燃やされていると思っていた) 凄く油を含んでいるのでめらめら燃えます。 で、祖先の霊を迎えるごちそうを作って 夕方もう一度玄関の前で 例の白樺の皮(田舎では「かんば」と呼ぶ) 迎え火を焚くのです。 途中で 迷わないで家までたどり着けるように。 それから16日の送り盆まで 毎日決まったメニューが作られます。 他の地方は知りませんが、 実家の周りでは迎え火を焚かない家はほとんど無く、 迎える日はこのメニューで、 送る日はこのメニューで、 という供する食事もだいたい同じらしい。 長男は都会っこでっすが 毎年の一連の経験をしているので 季節の行事などはすんなり受け入れています。 理由とか理屈とかでなく ただ昔からやってきたとおりのことを 黙々と続けていくこともまた、 文化、と言うのではないかと思う今日です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年08月13日 13時37分06秒
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