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フランス各都市で続発している暴動で、負傷していたパリ郊外に住む男性(61)が7日、死亡した。一連の暴動での死者は初めて。また、ベルリンとブリュッセルの中心部でも6日夜から7日未明にかけ、それぞれ車5台が放火された。独、ベルギーの治安当局はフランスの暴動に触発された可能性があるとみて、警戒を強めている。
現地からの報道によると、ベルリンでは7日未明、移民ら貧困層が集まる中心部で短時間に乗用車5台が放火された。ブリュッセルでは6日夜、周辺に移民が多く住む南駅周辺で車5台が放火された。

 暴動のきっかけは先月27日夕に起きた。パリ郊外で、警官の職務質問から逃れようと変電所内に逃げ込んだマリ系とチュニジア出身の少年2人が午後6時ごろ感電死した。同10時ごろ、事件を聞きつけた若者が集まり「追い込んだのは警察だ」と路上に駐車してあった車に火を放ち、機動隊数百人に投石。大規模暴動の発火点となった。

フランス各地で激しさを増す移民若年層の暴動は7日、近隣のドイツ、ベルギーに飛び火した可能性が高まり、欧州各国は警戒を強めている。仏暴動は移民居住地域と周辺に集中しているが、テレビは連日、炎上する車両の映像を放映。約600万人とされる在仏イスラム教徒の間では暴動が引き金となって国内で反イスラム感情が高まる事態を危惧(きぐ)する声も出始めている。人種差別根絶を目指す人権団体「SOSラシスム」は「暴徒は少数派。大多数は平和を求めている」と反発している。仏イスラム組織連合(UOIF)は6日、「官民の財産を攻撃し、人命をおびやかす行為はイスラムの教えに反する。(暴動)参加は禁じられている」と暴力否定を呼びかけるファトワ(宗教令)を出した。
 欧州各国にとり移民問題の難しさは共通している。国内に人口の8・8%にあたる約730万人の外国人を抱えるドイツではメディアが仏暴動を詳報。保守系ウェルト紙は社説で「(仏とは違う)多文化共生モデルも多くの国で失敗しており、選択肢は少ない」と外国人・移民政策の難しさを指摘。一方、英紙インディペンデントは社説で「仏政府が社会の抱える問題をどうすれば根絶できるかを真剣に考えない限り、深い分断は残るだろう」と警告している。

移民が×というわけではないが、この爆発力は、虐げられた者の爆発であることはまちがいないところである。 イスラム民族の誇りも見え隠れし、一組織ではなく、やはり移民全体の暴動とみるのが適当なのだろう 終焉は?
徐々に沈下を待つしかないのでしょうか

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◇フランスの移民◇
 フランスには「人口の約1割に当たる約600万人のイスラム系住民が住んでいる」と言われる。しかし、「自由、平等、博愛」の国家理念やナチス・ドイツの反ユダヤ主義の過ちへの反省などから、国民を民族別に色分けする公式統計はなく、国勢調査でも質問項目に民族や出自はない。国勢調査の基準は「仏国籍を持っているか否か」と「仏領土内で生まれたか否か」の2点だ。
 しかし、「移民」という表現はあり、99年国勢調査によると、人口5852万人中計431万人が「移民」とされている。仏国立統計経済研究所によると、「移民」とは「仏国外で生まれ、出生時に仏国籍を持っていなかった人」となる。
 現在、仏各地の暴動で問題となっている若者の多くは「外国で生まれた後に仏国籍を取った移民の2世、3世」で、厳密には1世は「移民」だが、2世、3世は肌の色に関係なく国籍を持つ「フランス人」だ。

仏暴動:初めての死者 独、ベルギーにも飛び火
フランス暴動:取り締まり強化 緊急閣僚会議で方針--シラク大統領
フランス暴動:火炎瓶製造工場、パリ南部で発見--警察当局
クローズアップ2005:フランス暴動、各地に飛び火 移民若年層、差別に怒り
仏暴動:反感の高まりを危惧 フランス国内のイスラム教徒






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最終更新日  2005年11月08日 04時28分49秒
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