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カテゴリ:スポーツ・芸能・映画
【K-1】最強神話揺るぎなし!シュルトが史上初GP3連覇
K-1 WORLD GP 2007 FINAL(8日、横浜アリーナ) 最強神話は、揺るがない。身長2メートル12の大巨人セーム・シュルトが、K-1史上初のGP3連覇を達成した。準々決勝でグラウベ・フェイトーザ に大差判定勝ち。 準決勝のジェロム・レ・バンナ 決勝ではピーター・アーツ に連続のKO勝利で頂点に立った。圧倒的なパワーで“永久政権”を築く。 (左)準決勝でジェロム・レ・バンナに強烈なひざ蹴りをヒットさせるセーム・シュルト (右)どうだ! シュルトがリング中央で仁王立ち。アーツをにらみつけた 倒れない。下がらない。絶対王者が、リング中央で仁王立ちする。シュルトの不敗神話が、またひとつ歴史を刻んだ。 フェイトーザのブラジリアンキックで脳を揺らされ、腰が落ちた。バンナには復活した左腕のストレートであごを打ち抜かれた。決勝ではアーツのローキックに一瞬よろめいた。それでも、左ストレートと右ひざ蹴りで、強豪の包囲網を突き破っていった。 「3試合とも厳しかったが、初戦が最もタフだった。4連覇は当然狙うし、いずれ映画のロッキーのような夢のある試合もしてみたい」。最後まで余裕の笑みを失わなかった。 昨年6月に判定負けした崔洪万戦以後、これで連勝を12に伸ばし、歴代1位の記録を持つアーツ(14)に迫る。 もはや追ってくる者はいない。3月には初代K-1Sヘビー級王座(100キロ超)決定戦でレイ・セフォー(ニュージーランド)を失神KOで破り、王座を奪取。「帝王」といわれ、引退したアーネスト・ホースト氏(オランダ)も、アーツも届かなかった3連覇を成し遂げ、4冠となった。超満員のファンも快挙を知っている。立ち上がって拍手を送った。 次なる目標はホースト氏が持つGP最多4度制覇の記録更新。8歳で空手を始めて以来、1日3時間以上のトレーニングに耐え、「少しずつ強くなる過程が快感」と言い切るまじめなファイター。次戦は大みそかのK-1「Dynamite」(大阪)出場が濃厚。円熟期に入った男は、オーラを放ち続ける。 ★アーツ不運…想定外の右ひざ負傷 ホーストと並ぶ大会最多タイとなる4度目の制覇を狙ったアーツは、想定外の負傷に沈んだ。決勝戦の1R、シュルトの左ストレートを顔面に受けて踏ん張った際、右ひざを負傷して倒れ込んだ。「パンチのダメージはない。滑って転んだとき、ひざを違う方向にひねった。何ひとつ出せずに終わった」。それでも、準々決勝では澤屋敷をKO、準決勝もボンヤスキーを圧倒した。第1回大会から15年連続参戦を続ける伝説の男は「まだ3、4年は闘えそうだ」と衰えを知らない。 ★澤屋敷、失神KO負け GP初参戦の澤屋敷純一が、準々決勝でアーツの右ストレートを浴びてわずか89秒で失神KO負け。試合開始早々、ガードした両腕ごと右ハイキックで吹っ飛ばされてダウン。得意のカウンター、フックで一発逆転を狙ったが、ラッシュに沈んだ。目を真っ赤にした澤屋敷は「ガードしたのに、ハイキックが予想以上にきいて、立て直せなかった。作戦はいろいろ考えていたが、出せなかった」とガックリ。 なかなかおもしろかった。シュルトは本当に強い バダ・ハリ とやらせたかったなぁ・・・ 澤屋敷もまだまだこれから右フックカウンター以外の武器がほしね ★ 格闘技 ニュース ★ ★ ボクシング ★ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年12月09日 21時20分10秒
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