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テーマ:陸上競技者集まれ!(792)
カテゴリ:陸上
12日にジャスティン・ガトリン(アメリカ)が出した陸上100メートルの世界記録が取り消された。
ガトリンのタイムは9秒766。0,001の位は四捨五入するのが規則だが、誤って切り捨てられて、9秒76と発表されたそうだ。 正確には9秒77で、パウエル(ジャマイカ)との世界タイ記録になってしまった。 このレベルの選手になると、0,001秒で1,02センチ進む。まあ、分りやすくいえば1センチだ。 当初の発表通りの9秒76にするには、9秒764を出さなければならず、その差は2センチ。 だが、この2センチはとてつもなく大きい。 2センチ速く走れたかどうかで、陸上関係者はもとより、世界中のメディアが右往左往するわけだし、何億人という人々の話題になる。 ガトリン自身も世界最速の称号が得られるかどうかは大問題。収入にも億単位の違いが出るだろう。 大したことのない2センチの違いもあるし、これほどとてつもない2センチの違いもある。 そういうものに振り回されるのも人間だからか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
May 18, 2006 10:47:19 AM
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