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カテゴリ:国内サッカー
「2007年 冬の大OB祭り」第二弾 in 東員陸上競技場。東員陸上競技場は三重県にあり、三重県は未観戦県の一つ。OBがいるとはいえ、今回の遠征を決めたのもこれが大きかった。むしろ近場でいつでも見れる早稲田をわざわざ三重まで見に行ったのはこのためだけといってもいい(笑)
東員へは桑名から三岐鉄道北勢線にコトコト揺られて25分。車窓から冬枯れの田園地帯をぼーと眺める。何だか大垣に似ている。そういや、大垣は北に30Kmほど行ったところだ。到着した東員の駅は駅舎も、ロータリーもあるなかなか立派な駅だが、近くをざっと見た限りコンビニの類はなし。桑名で食料を仕入れていて良かった。競技場まではコミュニティバスもあるが徒歩で15分ほどなので、のんびりした風景を楽しみながら歩く。 ■桃山学院大vs東北学院大 まずは第一試合。桃山学院大学vs東北学院大学。主審は唐紙学志さん。愛媛サポや札幌サポや他の多くのチームのサポにとっては忘れられない、そして名前を聞くや眼鏡に色がつく(笑)審判の一人だろう。第三者的には今日もやってくれるかなぁと変な期待が起こる(失礼)。時おり天気雨がぱらつく中キックオフ。東員陸上競技場には屋根らしい屋根はないが、メイン後ろにわずかに雨を多少よけられるスペースがあったのでそこで観戦。 前半は五分の戦い。正直あくびをかみ殺すような試合だったが、33分に寺嶋健太のクロスを三浦直貴がヘッドで押し込んで東北学院大が先制。早稲田に6-1で敗れた東北学院大の先制はちょっと意外だった。 後半4分にいきなり唐紙ジャッジ発動。桃山学院大の池田昌弘(だったかな?)のドリブルに並走していたDF平龍介がPA内で相手を倒したとのジャッジ。ファールで止めたのか、ちょっとした接触で大げさに倒れたのかは判らないが、桃山学院大学にはPKが与えられ、平は一発レッド。客席の関係者からも「あれでレッドかよー」の声が飛ぶ。やっぱり期待にこたえてくれる唐紙さん(笑) 当事者だったら堪んないけど。このPKを池田が決め、後は一人多い桃山学院大学のペース。池田、宮内豪、辻和帆と得点を重ね桃山学院大が2連勝。 ■早稲田大学vs静岡大学 続いて本日のメインイベント。冬のOB祭り。のはずが、唯一のOBである早稲田の幸田一亮(1年)はメンバー外。会場にもおらずがっかり。急遽、冬の青田祭りに変更(笑) 今日の早稲田のスタメンはこんな感じ。 ______渡邉千真(9)_島村毅(11)_______ 兵藤慎剛(10)_____________鈴木修人(7) _____岩田啓佑(15)_中野遼太郎(30)_____ 中川裕平(23)_横山知伸(5)_金守貴紀(4)_藤森渉(3) __________伊藤拓真(1)_________ 交代: 岩田啓佑(15)→松本怜(13) 渡邉千真(9)→反町一輝(18) 島村毅(11)→前田亮(19) (写真:早稲田スタメン) 卒業後Jに進む選手が4人(島村→湘南、兵藤→横浜、鈴木→鹿島、横山→川崎)。メンバー外の山本脩斗(→磐田)を含めると5人。何とも豪華な面子。来年以降もこの中からプロになる選手もいるだろうし、4年生でこれから進路が発表になる選手もいるかもしれない。何年か後に見直すのが楽しみだ。 百花繚乱、青々青田の中で、横浜サポとしてはやっぱり兵藤に目が行く。今まであまりよさを感じたことのない選手だったけど、横浜入団というフィルターをかけて見るといいプレイが目に付く。魂のダイビングヘッドでのゴールも見せてくれたし。いいよ、いいよ、兵藤。我ながら何ともゲンキンだ(笑) そのほかのJ組?どんな宝物でも自分の物でなければないのと同じなので褒めないよ(笑) 早稲田は島村(渡邊のクロスをヘッド)、兵藤(鈴木のクロスにゴール前ダイビングヘッド)、渡邊(藤森フィードを島村がヘッドで落とし、こぼれを押し込む)の3ゴールでリード。しかし、終盤静岡学園も猛攻をしかけ、早稲田GK伊藤の攻守が無ければ勝ち点2を失っていたかもしれない。スコアは3-0だが、早稲田圧勝というわけでは全くなかった。この結果、グループCは桃山学院大学と早稲田大学が2連勝でともに勝ち点6ながら、得失点差で早稲田がリード。次の直接対決の結果次第で決勝トーナメント出場校が決まる。 おまけ。三重といえば鳥羽。鳥羽観光あれこれ。 (写真左:鳥羽みなとまち文学館 写真右:近くの民家の注連縄) 鳥羽みなとまち文学館は、江戸川乱歩、竹久夢二と交流のあった民俗学者岩田準一の家を改造した小さな文学館。入場無料。岩田準一が生前使っていた古い家財道具や、乱歩、夢ニらと交わした書簡、関係資料などを展示。乱歩が真珠島で撮った珍しい八ミリも見ることができる。周囲の昔ながらの街並みもいい感じ。 (写真:マコンデ美術館の展示より) 鳥羽といえば真珠に、水族館。真珠には興味がないので水族館へ。しかし入館料2400円!加茂水族館なんか、あれだけ素晴らしいクラゲに、豊富なショーが見れてたったの800円だぞ!(笑) そんなに見たいわけでもなかったので、観光案内所で見たマコンデ美術館へ。なぜ鳥羽でアフリカ美術?と思わないでもないが、とりあえず見たことがなかったので行ってみた。独特の造形が非常に面白い。行ってよかった。 お次は三重県B級グルメ。 (写真:七越茶屋の手こね寿司セット。伊勢うどんつき) 手こね寿司は志摩名物のかつおのヅケがのった寿司。伊勢うどんは名の通り伊勢名物。全く腰のない太麺うどんに、黒いタレをかけたもの。讃岐うどんと比較しても仕方ないが、個人的にはやっぱ讃岐うどんの方がいい。 (写真左:貝焼きの大アサリ、写真右:牡蠣) 貝焼は鳥羽駅近くの鳥羽商店街1番街で食べたもの。牡蠣4個、大アサリ4個(1個を中央から半分に開く)、缶ビール(350ml)で1250円なり。シーズンの牡蠣はふっくらぷりぷりでウマー。大アサリも噛むほどに旨みがでてくる。鳥羽に行ったら貝焼きがお勧め。店のおばちゃんとの会話も楽しい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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