動詞の活用
では、ラテン言語挫折要因のラスト今日は【3】動詞の活用 について。これはねぇ、たしかにウザイ。伊西仏語の動詞は時制と人称との組み合わせで活用する。時制だけ取ってみても、最もノーマルな現在形から近過去、半過去、点過去、線過去、未来、未来完了、接続法、条件法など日本語や英語の比じゃない種類がある。これに加えて動詞の主体が誰であるか、つまり三人称単数や一人称複数など6種類の人称と掛け合わされるので半ば人間業では憶えるのが不可能ではないかと思うくらいのパターンの活用が1個の動詞につき生まれるのだ。これはもう「小さなことからコツコツと」ということに尽きる。あまり気合いを入れすぎたり、反対に尻込みしてしまうと良くない。まずはノーマルな現在形だけ憶えれば結構使えるし、人称にしたって2人称や3人称の複数形はさほど使う機会がないから(ただし1人称複数形は誰かを誘うときに使う)それ以外の4種類の人称の場合の活用だけ取りあえずマスターすべし。