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2013.06.23
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カテゴリ:無線機器
 先週から考えていた、オーディオピークフィルタの試作をしてみました。定数を色々変えて試してみたかったので、とりあえずブレッドボード上のバラックです。

 多重帰還形のBPFを、手持ちのLM358で構成ました。ピークのたち方は、FT-1021では急峻に過ぎると感じているため(Q=16くらい)、IC-775の回路図を参考に、最初Q=3ねらいで作ってみたところ、帯域の絞れた感じが若干希薄だったため、少しピーキーに変更して、Qが約7.9に落ち着きました。

 信号の聞こえていない状態のオーディオ出力を取ってみたのが以下です。ピークに対して±200Hzのところで10dB程度落ちているのがわかります。

 デジタルフィルタによるBPFのように、帯域外で急にバッサリ信号がなくなるわけではありません。しかしこのAPF、ゼロインした信号がはっきり強調されるので、中心周波数を可変にしておけばパイルアップを受けた際、信号の団子の中から特定の局を拾うような場合に有効なのではないかと想像しています。

 もう少し定数の最適値を探った後、ノイズ対策を施して実戦に使える状態に仕上げてみようと思います。
APF





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最終更新日  2013.06.23 18:02:19
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