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2013.06.16
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カテゴリ:無線機器
 以前は帯域外信号によるAGC動作の不自然さから毛嫌いしていたAF段のDSP処理ですが、最近FT-847やFT-857で改めて使ってみると、コンテスト等の特にバンド内が混んでいるような場合でなければ、バンドパスフィルタが信号の聞きやすさを大きく改善してくれると感じるようになってきました。

 適切な広さのAF段BPFを使えば、アナログフィルタのエッジ付近にQRMがある場合は完全に切ることができるし、通過帯域外のノイズレベルが大幅に低減してとても聞きやすくなります。コンテストやスプリットで広い範囲に広がってコールしているパイルアップのような極端な混み具合でなければ、250Hzのような狭いアナログフィルタを追加で入れるのと同じような効果があるようです。

 BPFならば基本はアナログのオーディオピークフィルタとさして変わらないはずなので、作ってみようか、と考えています。少し前の無線機についていたAPFを参考にしようと手元に回路図があったFT-1000DとIC-775を調べてみると、いずれもOPアンプで構成した多重帰還形のBPF一段で組んであるようです。

 ただ特性は少し違いがあるようで、中心周波数を700Hzくらいにすると、ヤエスほうはQが約16、アイコムは3.3くらいなので、アイコムのほうがブロードな特性のようです。FT-1021X(FT-1000D)のAPFは私には少しピーキーに過ぎるので、使ったことはありませんがアイコムのAPFのほうが使いやすいのではないかと想像しています。

 それほどややこしい回路ではないようなので、実際にAPFを作って実験してみたいと思っています。





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最終更新日  2013.06.16 18:58:24
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