カテゴリ:無線機器
3月に送信できなくなり、以来放っていたQRPトランシーバを修理しました。
キャリアが生成されていないようだったのでDDSのIC AD9834の不良と推定していました。しかし、なかなかこのICが手に入らずそのままになっていたものです。先週ようやく通販で購入して交換しました。 このICは表面実装のとても小さいものなので作業前は特に取り外しが心配でした。でもこのまま故障したままにしておくことを考えれば、イチかバチかやってみるべきと意を決して交換を試みました。吸い取り線で可能な限り半田を除いた後、少しICをこじりながらさらに加熱して、少しパターンを傷めながらもどうにか取り外しに成功しました。 新しいIC取り付けはさほど難しくなく、電源を投入してみると受信はOK、問題の送信も一発でOKになりました。 結果的に、3パラのファイナルトランジスタのうちの一本と、DDS ICが故障していたことになります。SWRが高い状態での送信は避けるように、とマニュアルにあるように、このトランシーバは送信部が極端にデリケートなようです。しかも故障の際、ファイナルに加えてさらに上流も壊れてしまうことがあるようなので、今後よほど気をつけて使う必要がありそうです。 ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013.12.22 08:17:55
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