カテゴリ:移動運用
1200MHz標準搭載のIC-9700が今年の正月に発売になって10か月、
このバンドがにぎわってくるはず、と思って’大票田’3エリアとのコンタクトが 期待できそうな、岡山と鳥取の県境にある那岐山まで、ACAGにあわせて 遠征してきました。 昨日まで心配していた台風19号の進路は東にずれ、天気予報も大丈夫そう だったので、小雨の残る中を817とトランスバータを持って朝から登ってきました。 しばらく運用する機会がなかったトランスバータだったので、うまく動作するか 心配でしたが、手始めにと思って出したFMのCQに、神戸の局から59++で コールがあり、まずは一安心です。 よし、と思って本当のお目当てだったCWを聞いてみましたが、残念なことに コンテスト中にもかかわらず一局も聞こえませんでした。では自分から、とアンテナを 90度くらいずつ回しながらCQを出してみましたが、なかなかコールバックがありません。 ところで、登山口は小雨くらいで大して寒いというほどではなかった天気が、 山頂では雨こそほとんどないもののかなりの風が吹いており、三脚につけたアンテナが しばしばひっくり返るほどでした。しかも気温がかなり低く、歩いている間はそうでも なかったのが、運用のためにベンチに座っていると、厚手のシャツに長袖を二枚重ね着 していましたがそれでもあっという間に耐えられないほど寒くなってきました。 手がかじかんできてただでさえ下手くそな符号は乱れてくるは、体も震えだすは、で 数回ほどFMをCWを行ったり来たりしただけで、CLしました。1200MHzは運用局が少ない 上にビームの扱いが難しく、しかも必然的にQRPの運用になるので色々難しさを 感じていますが、さらに今更ながら山での運用の課題が表面化した形です。 今年は、もう1.2GHzの運用機会はあまりないと思われますが、今日の寒さは 来年以降の教訓にしたいと思っています。 そういえば、JARLでフィールドデーと全市全郡の開催日程入れ替えの検討を しているようなことを聞きましたが、今日のような山の寒さ、またHFのハイバンドを 含めたコンディションの傾向を考えると、労力をかけて移動するFDを10月に、 というのは個人的には避けてほしいと思っています。 ![]() ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019.10.13 15:20:58
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