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母親が思い出したように「そういえば1ケ月前に、あんたが昔話していた会社の人から電話あったわよ」と言い出した。
『は?今ごろ?で、何て言ったの?』 「娘はもう結婚して、引越しして遠方に住んでます、って言ったら“あーーー、そうなんですかぁ”って言ってたよ」 あのエロおやじめ・・・ 不愉快な思い出がよみがえる。 留学から帰ってきたばかりだったので、直ぐに職が見つからず、とりあえず2ヶ月契約の短期派遣をしていた。 その会社に頻繁に出入りする中年男性がいて、小さい会社の社長だった。 ある日「この仕事はいつまで続けるの?ちょうどうちの会社が人足りなくて一人女性を入れようと思ってたんだよ、2ヶ月で終了するなら働いてみないか?」と言ってきた。 どうせだったら英語を使う仕事がしたかったし、あんまり興味ない仕事だったのでとりあえず丁寧に断った。 会う度に何回か仕事の話をされ、最後の方では「次の仕事見つかるまでの間でいい。うちも今募集しているところだし、とりあえず今のままでは大変なので・・・」などと言い、 更に時給もUPした額をを提示してきた。 時給がUPしたから、という訳ではなかったがなんか熱意に打たれて、 またちゃんとした職が見つかるまでで良い、という事なら、いいか、と思いOKした。 それから一度仕事内容等を話すから、と言われ、お茶を飲んだ。 仕事場にも行き、一日職場体験もした。 引き受けてくれてありがとう、と言ってご飯をご馳走する、と言われ、夜ご飯を食べた。 この時点では全く疑いは持ってなかった。 日曜日家で寝ていたらAM10:00頃携帯が鳴った「おっ、○○か?」相手は奴だった。しかも名前を呼び捨てにしている。 『あ、はい。何か用ですか?』と寝ぼけながら答える。 「今からそっちに行くから!」と言い出した。ビックリした。まるで彼氏のような口ぶり、約束でもしてたかのよう。 『え、え?何でですか?なんかあるんですか?仕事の話ですか?』 「ん?いや、とりあえず行くから」と言ってくる。 来る、ったって40分くらいかかるはずなのに・・・ この瞬間に“ヤバイ"と思いた。だんだんムカツいてきた。 職場まで連れて行って、従業員にも紹介しておいて、それを利用して「愛人化」させるつもり? 『プライベートの時間まであなたのお付き合いしなきゃいけないのなら、もう仕事は引き受けません!結構です。』そう言って電話を切った。 直ぐに着信拒否にした。 それから何度か携帯に電話があったようだがもちろんでなかった。 一応働くと言う事で家の住所、電話番号等も教えてあったが、流石に家に電話は無かった。 それから5年位たったなぁ・・・今更なんだったんだ。 奴の会社の女性従業員はひょっとしたら皆こんな目にあってるかもしれない。 ハァ・・・・ある意味、いい人生経験になった出来事だった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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