仁和寺と御室派のみほとけ展3
最後に仁和寺観音堂の主に壁画をアップします。以前も書きましたが、この壁画は京都大学の407億画素の大型スキャンを使ったものだそうです。デジタル一眼レフの画素数が約2000万画素くらいですが、407億画素というのは想像がつきません。('◇')ゞ雷神の横の柱や後ろの壁面の絵をごらんください。仏像が安置されているすぐ後ろの壁面、そして彩色の美しい柱。さらにお堂の裏にも壁画が。お堂の裏は表と比べると、わりあいとすいていました。それにしても、よくここまで再現してありますよね。雨漏りのしみや年を経て木がずれてきてしまったところなども忠実に再現されているそうです。 仁和寺の江戸の世界にワープしてみなさん、興味深く見ています。テレビで見たのですが、修行僧がお掃除をする際に、壁画まで拭いたのも傷みの遠因にもなったとか。('◇')ゞ下の段なので撮るのを忘れましたが、六道絵などもありました。六道絵とは、地獄・餓鬼・畜生・阿修羅・人間・天の六道を主題とした絵のこと。本物のお堂にいるような気分でした。後ろから仏像を見るのも興味深いです。おみやげに買ったのは国宝「三十帖冊子」にちなんだ「空海もなか」ビニール袋から餡を取り出して空、海の最中の皮の中に詰めて食べるようです。←もったいなくてまだ食べていません。('◇')ゞ国宝「三十帖冊子」の空海筆。もう一つはブルーベリー飴。秘仏本尊である「千手観音菩薩坐像」(徳島の雲辺寺蔵)は眼病平癒のために平安時代につくられた仏さまで重要文化財に指定されています。効果があるといいなあ。(*'▽')←もったいなくてまだ食べていませんが。