カテゴリ:映画
邦画でありながら、全編英語。 しかも、もたいさん演じるばーちゃんは最後の方で二言しゃべるのみ。 この二言がまた、シーンを引き締めるんです! もたいさんの存在感があって、成り立っているお話しです。 淡々と話が進んでいくのは 今までの作品と同様。 でも、 よくよく考えると 引きこもりだったルイーズが 意を決して外出なんて、 結構大きな出来事ですよね。 それをさりげなく、そして微笑ましく見せてしまうところが ホント、この監督らしいです。 家族が寄り添って行く過程を 極々自然に描く手腕は流石! まぁちょっと 主人公達の家族、 アメリカ人にしては 感覚が日本人っぽかったですけど(^^; リサなんて、 ホント日本にいそうな内気にも感じる女の子でした(可愛い♪) ピアノの選曲がいいですね。 曲とミシンの音が重なる場面は 何かワクワクしましたし(ベートーヴェンの『ヴァルトシュタイン』) ルイーズの演奏には、 今までの彼の人生を勝手に想像しちゃって 胸が熱くなっちゃいました。 それから 所々で出てくる荻上監督ならではの「クスッ」という笑い。 (インド人のレイの同僚がいい味出してます。) ラストシーンは ”感動させる?” と 思わせておいて まさかの 「あっ!!!」 (声出しそうになっちゃった) そして、笑い。 (笑っちゃった) ・・・ヤラレタ。 餃子も美味しそうだったなー! みんな、私より作るの上手(;^_^A 「めがね」で かなりの不思議ワールドを見せてくれてたので 今後もそういう路線を突っ切っちゃうのかと思いましたが ちょっと「かもめ食堂」に戻った感じ。 適度な不思議感だったのではないかと思います。 かなり私好みの作品でした! 参考までに パンフより、使われたピアノ曲を ・リスト『ため息』 ・ベートーヴェンの『ヴァルトシュタイン』 ・リスト『伝説 第2番』 何だかピアノが聴きたくなりました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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