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こちらでみつこを応援してくださったみなさま。
ご報告が遅くなりましたが、2月8日、みつこが旅立ちました。 16歳と5ヶ月、短いなんて言ったら申し訳ないぐらい長寿で、大往生だったと思います。 最近の日記では、ご心配をおかけしたままの状態になっていてごめんなさい。 ようやくパソコンを開けることができました。 2月7日の日記で夜泣きの心配をしていたのですが、日付が変わってからも、やはりずっと鳴き続けました。 午前1時、2時、3時と、みつこのそばに行ったのですが、3時には私も疲れてしまい、そのまま2階に上がってしまいました。 そして朝7時、起きてきた私は、みつこが亡くなっているのを見つけました。 どうして、もっとそばにいて撫でるなりしてやらなかったのか。 どうして、もっと優しい言葉をかけてやらなかったのか。 後悔しても、もう遅かったのです。 今から思えば、赤ちゃんの授乳ではないですが、口に何か入れてやれば少しは鳴きやんだのではないかと。。 「夜なのに、なんで寝てくれないの!?」と、頭の固いことばかり考えていました。 老犬なんだから、夜中に食べようが飲もうが、何をしてやっても良かったのに。。 たった2日鳴いただけで、疲れてしまった自分が悲しく情けなくなってしまいました。 みつこがどう感じていたかはみつこに聞いてみないとわかりませんが、自分の中では、このことが今も心にひっかかっています。 でも、いつまでも後悔したり泣いているとみつこにも悪いので、写真に「みっちゃん、サンクス!」と話しかけています。 それでも、どこまでも親孝行なみつこでした。 8日と9日は、私はいろいろな偶然が重なって仕事が休みになり、ずっと一緒にいてやれました。 その間、本当にたくさんの方がお別れに来てくださり、みつこに触って話しかけてくださいました。 お花もたくさんいただき、葬儀会場みたいになってきました。 私も泣きべそをかきつつも、お話しさせていただくことで気持ちも少しずつ整理できたように思います。 親ばかですが、本当に良い子でした。 子犬の頃はやんちゃな子でしたが、一旦落ち着くと、本当に穏やかな子でした。 誰とでも仲良くして、ちょっと笑えるのですが、魔性の女でした。 食いしん坊はピカイチ、そのへんの偏食の人間様より、よほどいろいろなものを食べていました。 「犬が苦手だけど、みっちゃんなら大丈夫!」と言ってもらうのが自慢でした。 父の「小さい声で。。」とか「大きい声で!」という要求に応えて、強弱をつけて鳴き分けていました。 ・・・。思い出はきりがないですね。 みっちゃん、うちの子になってくれて、本当にありがとう!! 亡くなったみつこは目を開いたままで、これまた親ばかですが、とても可愛い顔をしていました。 ↓に写真を載せさせていただきますが、ご気分を悪くされる方は、ご覧にならないようにお願いします。 たくさんのお花や御供えをいただき、ありがとうございました。 葬儀の業者さんに頼もうか、実家の庭に埋葬するか迷いました。 私としては、実家犬コトちゃん(チワワ)を埋葬した時、「いつもそばにいる!」と、気持ちが落ち着いたので、みつこも埋葬したかったのですが、小さくなったと言ってもやはり柴犬。 穴を掘るのは大変そうです。。 みつこ父はお骨にしたかったと思いますが、とりあえず掘ってみて、とても無理なら火葬することにしました。 さいわい、前日が雨だったため土が軟らかく、なんとか掘れそうだということで、両親と私で一生懸命掘りました。 桜の木の下なので、太い根もありましたが、ちょうどみつこが入れそうな空間を作ることができました。 寒い日でしたが、春の陽気を思わせる11日のお昼前。 住み慣れた自宅から、カートに乗って、長年歩き慣れた道を散歩しながら実家に向かいました。 そして、みつこ父と両親と私で、みつこを埋葬しました。 たくさんのお花、手紙、食いしん坊のみつこにはおやつも一緒に。 お墓はコトちゃんと隣り合っていて、ウサギさん達が守ってくれています。 とてもとても悲しかったですが、自分達の手で土に還してやれたことで、いくぶん気持ちが落ち着いたように思います。 また、たいへん寒い時期だったので、亡くなってからも家にいられる時間が長く、悲しいなりにこの状況に慣れていくことができたのは幸いでした。 狭い我が家ですが、すっかりがらんとしてしまいました。 玄関のベビーゲートは取り外し、カートも実家に置いてきました。 みつこのベッドやすのこなど、処分したり片付けたり。 晩年のみつこは、もうそんなに動いていたわけではありませんが、私以外に動く気配がすっかりないというのは寂しいものです。 家にはみつこコーナーを作り・・・ 「リン!リン!」とベルを鳴らし、「みっちゃん、おはよ!」とか、「みっちゃん、行ってきます!」とか、みつこと話しまくっています。 写真の右の方、キティちゃんの袋には、みつこの尻尾の毛を失敬して入れてあります。 その袋の前に、丸い容器からピョ~ン!と飛び出ている小さな柴フィギュアは、リコーダーの先生彩色の特製みつこです。 先生からは、四十九日まで、みつこを供養してくださるというありがたいお申し出がありました。 四十九日までは、その家にずっといると聞いたことがあります。 今も、みつこはそばにいて、「はよ寝ーや。」と言ってるかもしれません。 いつもいつも、みつこをご心配いただき、そしてあたたかい応援をくださった皆様。 多くの方に愛され、みつこは本当に幸せな子でした。 そして、その幸せを私達ももらっていました。 言葉では言い尽くせませんが、どうもありがとうございました。 長らく続いたこのブログですが、また気ままにUPすることがあるかもしれません。 みつこの思い出話におつきあいくださる方は、また覗いてくださいね! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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