BENNIE K - Dream land !!(インタビュー)
BENNIE K“Dreamland ”CD(2005/6/8)自分から一歩踏み出したら、誰だって楽しめる!――今回の新曲「Dreamland」はどういう経緯で生まれた曲なのかな?【CICO】 「Dreamland」は、今年の初めに行ったBENNIE K 初のワンマンライブ“Synchronicity”ツアーで感じたことを表現したんです。もう、ワンマン・ツアーが“これは夢か!?”“何、これ遊園地!?”っていうくらい楽しかったんですよ!最初は、“Synchroni-city”ていう夢の街にみんなを招待するっていうコンセプトでワンマン・ツアーを演出したんですけど、あまりに楽しくて自分たちが “Synchroni-city”から戻ってこれなくなっちゃった(笑)。ずっとこの夢のような気分を味わいたいねーって。で、こんな楽しい場所にもっとみんなを連れて行きたい!って気持ちや、自分から一歩踏み出せば、誰だって楽しめる!というメッセージを曲に込めました。――「Dreamland」っていう名曲が生まれてしまうぐらいに、ワンマン・ツアーは、かなりのインパクトがあったんだね。【YUKI】 もう、打ち上げの時も夢から覚めてないみたいな感じで気持ちが昂ぶってましたね。「これは夢かと思います!」ってスピーチでも言ってたくらい。その時の気持ちを曲に表そうとしたんですよ。――なるほど。それがそのまま「Dreamland」になってるんだ!ポジティブで凄くメッセージ性が強いよね。【CICO】 そうですね。夢を追いはじめるっていうか…例えば、高校生って“夢追い人・1年生”みたいな感じじゃないですか。そういった人たちに対して、自分たちが経験した事…例えるなら“アルバイトをしながら夢を見てた”頃の経験が生きてるのかもしれないですね。――その部分の歌詞とかは、やっぱり当時を振り返って書いたりとかしたのかな?【YUKI】 でも実際は、私はバイトが出来なかったんですよ。受けたんですけど、落ちちゃって(笑)。【CICO】 バイトすら出来なかった!っていう(笑)。――もはや、バイトをする事にさえ夢を見てたんだ(笑)。【YUKI】 そうなんです(笑)。でも、一番みんなが共感してくれるのは、ファーストフード店とかでバイトする事だろうなぁって思って、それをそのまま歌詞にしました。ライブでお客さんからもらったパワーがそのまま出てる――そしてそして、この「Dreamland」はコカ・コーラのタイアップまで付いていて、既にお茶の間ではガンガン流れている状況だよね!【CICO】 不意打ちで突然、テレビから流れてくるから驚くし(笑)、凄く嬉しいですね!――しかも、またもや、BENNIE Kを聴いてくれる層が横に広がりそうだしね。【CICO】 そうですね! まずは入口を覗いてもらって。そこから色んなBENNIE Kワールドを体験して欲しいですよね。――しかも、あのCMで流れているフレーズの爽やかさ加減て言ったら、もう、とてつもないじゃない。【CICO】 ちょうど、ライヴや新曲制作など色々あった時期にCMのお話しを頂いたから、逆に追い風になったっていうか…突き抜け感は出てますよね。プレッシャーよりは“やったね!”っていう、ちょっと前のめりな感じです(笑)。【YUKI】 たぶん、ライヴでお客さんから貰ったパワーがそのまま出てる感じなんですよね。――最後に、シングル「Dreamland」の聴き所を教えてもらえるかな?【CICO】 収録されている3曲とも、それぞれ色があって。「Dreamland」は凄い勢いのある曲なんで、朝の目覚めにぴったりだと思うんです。楽しい事が起きそう!みたいな。2曲目の「UNITY」はお昼過ぎぐらい…ちょっとゆったりしながら“今日も後半戦頑張ろう!”みたいな気持ちになれるっていう。で、「旅人」は、夕暮れ時…ちょっと肌寒いぐらいの時に聴くとハマる曲だと思うんです。その時間帯ごとに、感じてもらえる音や情景があると思うので、その時間に合わせて聴いてもらえると嬉しいですね!【YUKI】 さっきも言ったけど、「Dreamland」はライヴに来てくれたお客さんのパワーを貰って、そこから生まれた曲。だから、この曲を聴くと“ライヴに遊びに行ってみたいな~”ってきっと感じてもらえると思うんです。そうしたら是非ライヴにも足を運んで欲しいですね!