テーマ:旅の写真(3463)
カテゴリ:旅
かつては熱塩温泉街のすぐそばまで鉄道が来ていたそうです。 喜多方~熱塩間の11.6キロを結ぶ日中線が開通したのは昭和13年8月18日。 地元が願い続け、残念ながら叶わなかった野岩羽線の一部にあたる路線でした。 野岩羽線とは下野=栃木、岩代=福島、羽前=山形を結ぶ鉄道の意味で、栃木の今市市から山形の米沢市を結ぶ構想だったようです。 開業後は旅客のほかに鉱山の貨物線としての役割も担ったようですが、やがて鉱山業は衰退。日中線は昭和59年3月31日に廃止になったそうです。 廃線後の修繕を経て、熱塩駅は入場無料の記念館になっています。 ただ、記念の入場券の脇に募金箱のようなものが置いてあったので、これからも保存してね、のお気持ちはぜひこちらに… 昔懐かしい茶色の客車も展示してあり、今は亡き北海道の祖父母を思い出しながら車内を歩いて来ました。 国鉄時代は「順法闘争」とか貨物列車の通過待ちとか、不便も多かったけど、鉄道は憧れだった。それを思い起こさせてくれるとても懐かしい風景でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
January 10, 2017 07:00:43 PM
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