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先日すぐ近くに出来たレストラン モモでスペインワインの試飲会がありました。
イタリアワインばかり飲んでいてあまりスペインワインを飲む機会はないのですが、今回のワイン達には本当に驚かされました。飲んだ順番での感想など・・ アルバリーニョ DO リアスバイシャス セニョリオ デ ソブラル ★★★★ ちょっと長い名前ですが、アルバリーニョはポルトガルとの国境近くのガリシア地方を代表するワイン品種。その後にDO名と生産者の名前です。 この地区は日本人に世界でも最も口に合うとされる魚介類を使った料理が有名だそうです。ワインもしかり、ややグリーンがっかた色調で、グレープフルーツの柑橘系の香りやピーチ、白い花やスパイス香。味わいもまさにフレッシュ&フルーティ、滑らかな苦味が心地よく本当によく魚介類、特に生の魚や牡蠣などに合いそうです。ブラインドで飲んだらなんていうだろう?アルザスのピノ・ブランともちょっと違うし、、ピノ系の白ブドウのように思ってしまうかも。 クエスタ デ オロ DO ルエダ ボデガ ジャック イ フランソワ リュルトン★★★ 色調はアルバリーニョに比べるとかなり濃いイエロー。完熟したりんごやバニラ、 蜜、カリンなどに樽からのトースト香。香りから連想されるようにかなりふくよかでしっかりしたボディ、酸味がやや弱く感じるが実は果実の中に隠れているような 印象です。こちらは火をいれた魚介類に合いそう。 ちょっぴり化粧をしすぎかな?と思わせます。 こちらはブラインドならブルゴーニュのシャルドネ?香りはかなり近いけど、味わいで分からなくなってしまいそう。ここまで白ワイン。 アストラレス DO リベラ・デル・デュエロ ボデガス ロス アストラレス ★★★★ 赤の最初の1本。ご存知あのウニコのマリアノ ガルシアを父に持つ二人の兄弟、 アルベルトとエドアルドの作品。 1999年からスタートした新しいワインナリーでティント・フィノ(テンプラニーリョ)100%のワインを造っています。 明るいルビーレッドの色調。ブラックベリーやカシスなど黒系果実の香りやユーカリ、様々なスパイス香。甘みのある豊かなタンニンと心地よい酸味。 スペインワインとは思えないほどスタイリッシュな印象でした。 価格は¥7000位 サン ロマン DO トロ ボデガス マウロドス ★★★★★ 今回のワイン会で品質、価格が最も見合っているワインと感じました。 ”トロ”と言うちょっと日本では無名なDOですが、実はすばらしい地区で、ワインの生産には特に恵まれた場所でもあります。夏は暑く冬寒い大陸性気候で、標高は600M~700M、昼暑く夜すずしいまさにワインに適した場所です。 ティンタ・デ・トロ(テンプラニーリョ)90%、ガルナッチャ(グルナッシュ)10% 色調は黒に近いルビーレッド。カシスのリキュール等黒い果実の香りにプルーン、ユーカリ、ナッツ様々なスパイス、そして決して重過ぎないように心地よいハーブの香りが抜けていきます。 甘みを感じるほどの豊かなビロードのようなタンニンと果実に隠れている偉大な酸味。もう言う事のないワインでした。 以前からイタリアワインでお世話になっている西田氏にも次の日、真っ先に注文をだしてしまったワインです。自分でもケースで取っておきたいワインに久しぶりに 出会いました。価格は¥7000位 アールト ”PS” リベラ デル デュエロ ★★★★★ 最後はお父さん、マリアノの作品。 このワインもティント・フィノ100%ですが、特殊なクローン、アラゴネスで造られます。他のクローンより粒が小さく、タンニン、構成が豊かといわれています。PSとは選ばれた畑という意味でドゥエロ川上流から下流に点在する50HAから選ばれたブドウで生産されます。樹齢は45年から100年の古樹。 こちらも黒に近いルビーレッド、黒系果実の非常に凝縮した香り、ハーブ、メンソール、様々なスパイス、葉巻タバコなどかなり複雑な香り。 味わいは甘く熟したタンニンと見事に調和した酸味。非常に力強いワインですが、モダンでエレガントに感じられます。価格は¥18000位 リストラン モモの料理もすばらしく、とても楽しいワイン会でした。 この店は日本に入っているほぼすべてのベルギービールを扱っている店で次回は ベルギービールの会を行うようです。こちらも楽しみです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
コレって金○事務所仕切りですかね。
ほとんど呑んだことあるワインばかりでつい、書き込みを。 アルバリーニョはバルでよく飲む白、いろんな料理と相性よくて好きです。 PSはちょっと高いけどエレガントですよね。 アストラレスはモダンで、価格もまぁこなれてますし、いいワイン。 昨日もバルで飲み過ぎて・・社員証、忘れてきたみたいです^^; (2007.03.30 11:27:03) |
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