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2006.03.16
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カテゴリ:いろんな本☆彡
裏表紙に書いてある言葉↓

悪魔に目をかけられた日にゃ、十字架にはりつけ、
お星様とご対面、いきおいひどい目に遭わされる―。
ここはドイツの片田舎トゥルゼルン。
今夜も眠れぬ郵便配達夫がひとり。
両眼を開けて生まれてから、どちらの眼も閉じたことがない。
その不眠ゆえ彼の眼は(ふくろうの眼)、封を切らずに中身を見透す眼、
となった。
使者たるもの、通達の内容を知らねばならぬ。
その信念のもと片端から手紙を読みまくり、
あげく頭の中は風変わりな住人たちの秘密でいっぱい。
よこしまな夜の視覚はますます冴えわたり、
眠れぬままに紡ぎ出したる24の物語。
狂暴きわまる運転で村中を震えあがらせた産婆への奇想天外な復讐譚。
大学者フンボルトとともに世界中をかけめぐったオウムが語る見聞録。
異国に囚われた男とオールドミスの悲しい恋の物語。
迷宮入りした家畜商人殺害事件の意外な真相。
機中で知りあった奇妙なアルゼンチン人が唱える、作家ボルヘス非在説。
すべてを語り終えた配達夫は、さて―。
万華鏡のように交錯するエピソードに史実を織り込み、
饒舌にシニカルに語られる現代の千夜一夜物語。
現代ドイツ文学の異才、本邦初紹介!

※上に出てきた【オウム】とは、宗教の“オウム教”ではなく“鳥”の事。


この本を買ったのは数年前。
ネットで、あるお店を見ていてこの本を見つけた。
タイトルと絵と上に書いてある説明を読んで、面白そうだなと思い買った。

実際に読み始めたら、分厚い本で1ページに上の段と下の段にわけて書いてあるので、
なかなか先に進まない(^-^;
内容も結構難しく、難しい漢字も出てきたり。。。
難しい漢字というか、言葉というか、
漢字自体は難しくなくても、その漢字と漢字を組み合わせた言葉が
今どき使われていないというか。。。
その為、しばらく読むのを中断していた(^-^;
でも、せっかく買ったのに読まないというのは嫌なので、
また読み始めたけど、やっぱり先に進まない。
とりあえず1日に1区切りずつ、目次に書いてある次のタイトルまで読む事を決め読んでいた。
でも、難しい文章のあまり、途中でくじけそうになるので、
1話分読んだら、次は絵本を1冊読むようにした。
絵本はすぐに読み終わるので、ちょっとした気分転換になる。
その読み方が良かったのか、読むのがはかどり、とうとう読み終わった!
読み終わった時は、かなりの達成感があった。

本の最後に『訳者あとがき』が書いてあったので、それも読んでみた。
1部を抜粋↓

小説中には、古今東西の作家からの引用が散在し、
もはやどこまでが作家の生の声か、既に存在した虚構か、
それとも虚構にさらに脚色を施した2重の虚構か、
容易に判断がつきかねるほどまでに巧緻を窮めた、
博聞強記の絨毯が織り上げられている。
綻びを見つけるには、書物を食い荒らす本の虫にでも自ら変身して
入魂忘我の精読に没頭しなければならないような、
読書狂にとっては、願ってもない格好の狩猟場である。


↑この『訳者あとがき』を読んでもわかると思うけど、
漢字自体は難しくなくても、その組み合わせがあまり使わない言葉という気がするのは
私だけかな?(^-^;
作者というより、訳者の訳の仕方が難しかったのだろうか。。。?
漢字の読み書きは結構好きな方なので、読めないという事はないけど。
ただ、緑で書いた漢字『綻び』、これは、本を読んでいた時にはわからなかったけど、
ついさっきわかった。
日記に書く時、この漢字を読めなければ書けないと思い、
最初、『むすび』と読むのかなと思い変換したら違った。
『・・・び』最後に『び』がつくもの・・・と思い、
『ほころび』を変換したら『綻び』の漢字になった。

あとがきにも書いてあるように、いろんな本から引用した言葉が書いてあるらしい。
だから、引用の元となった本を読んだ事がある人は、
“あっ、あの本のあの部分を引用してる!”とか、
“今度は、あの本からの引用だ!”とか、
いろんな本を思い出しながら読む事ができるのだと思う。
誰の本からの引用なのかは一応書いてあるけど、それはここでは書かない。
まったく同じように書いたら盗作になるけど、引用(一部だけ変えたり)ならいいのか。。。?
3月11日の【さんびきのこぶた】にも書いたように、
盗作ではないなら、どこからどこまでが許される範囲かなって思った。

確かに、難しい内容ではあったけど、今考えれば面白かったと思う。
読み終わって達成感もあったけど、
明日からはもうこの本を読まないと思うと物足りないような気分だった。
訳者が書いていたように、読書狂にとっては格好の本かもしれない。





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最終更新日  2006.03.18 16:29:23
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