神戸魂

・FW田代有三選手の契約について

予感は、シーズン途中からあったから、驚きはない。
でも、ダメージは大きい。
戦力としてもだけど、心のダメージが大き過ぎる。

ここまで来たら、今年も一緒にやれると思ってただけにね・・・
始動日の前日のリリースは、悩んだ結果だと思うだけに、つらいね。

ほんと残念だけど、有三の気持ちが理解出来る面もある。
チームにフィットしてるとは言い難い状態が続いていたしね。
去年は、完全に迷いながらのシーズンだったけど、その前の年から、やりにくそうな感じはあったから。
今さら誰が悪いという話をしても仕方がないけど、有三が能力を発揮し易い状況でなかったのは、間違いない。

怪我がちだったけど、加入した2012年は凄かっただけに、もったいない気がする。
でも、本人はもっと悔しかったはず。
去年一年間、本人の苦しい表情から、悔しさが伝わってきてたのも余計につらかった。

ピッチ上では不完全燃焼の感じはあったけど、Vスマの編集長だけでなく、
ファンのことをいつも考えて行動してくれてた。
大人だったし、本当のプロの選手だった。

何より嬉しかったのは、降格した時のこと。
いち早く残留を表明してくれた。
J２なのに俺たちと闘う道を選んでくれた。

必ず残らないといけない程の義理もなかったはずだし、
出て行くだろうと思ってたから、あれは嬉しかったな。
あれで俺たちと有三の心の距離は、ほんと縮まった。

次がどこになるのか、また会うことが出来るのか分からないけどね。
有三、お前なら大丈夫。
強力なストロングポイントを持ってるから、心配いらない。

また、会える日がきっと来ると信じています。
3年間一緒に闘えて良かった。
ありがとう有三。

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