1028930 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

海砂のつらつら日記

海砂のつらつら日記

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

フリーページ

キーワードサーチ

▼キーワード検索

お気に入りブログ

ワンコの病理検査&… New! MIZU 1994さん

徳永聡子(編)『神… のぽねこさん

風に吹かれて 唯我独尊7さん
shomarinのピアノ室跡 shomarinさん
ミステリの部屋 samiadoさん

カテゴリ

コメント新着

 kaisa21@ Re[9]:トレンチコートが欲しくて(3)購入編(09/01) 牧 文次郎さんへ もう、ご覧にならないか…
 牧 文次郎@ Re:トレンチコートが欲しくて(3)購入編(09/01) とても 興味深く 読ませていただきました…
 kaisa21@ Re[1]:ユニクロ・・・さらに散財(05/13) シノミーさん コメントありがとうござい…

カレンダー

バックナンバー

2024/04
2024/03
2024/02
2024/01
2023/12

ニューストピックス

2006/08/20
XML
カテゴリ:読書
殺人鬼
殺人鬼 綾辻行人 (2006.8.20再読) 

びっくり館の殺人がどうも物足りなく、思わず再読しちゃいましたよ。「殺人鬼」!!うぅぅ恐ろしい。どくろ
私は、基本的にミステリ好きですが、ホラーはダメです。
「殺人鬼」も綾辻さんの作品でなかったら読んでいないと思います。


夏期合宿のため双葉山を訪れた親睦団体「TCメンバーズ」の一行。人里離れた山中での楽しいサマーキャンプは、突如出現した殺人鬼によって、阿鼻叫喚の地獄と化した。次々と殺されてゆく仲間たち…手足が切断され、眼球が抉りだされ、生首は宙を舞う。血塗れの殺戮はいつまで続くのか。殺人鬼の正体は。驚愕の大トリックが仕掛けられた、史上初の新本格スプラッタ・ホラー。(「BOOK」データベースより)


読んでるときは、もう恐ろしくて卒倒しそう・・・というとそうでもなかった。(笑)
実は意外に文章ならグロい描写も大丈夫だったのかも。。。
(ホラー映画は絶対ダメですけどね~)
いやいや、描写はかなりすごいですよ~それこそ身の毛がよだつって感じです。
でも、次々と起こる殺戮シーンは初めの方はインパクトが大きく、ぞぉ~っとしますが、
そのうち慣れて来ちゃいました。(笑)
人間って恐ろしい・・・・。ショック
で、殺戮シーンにドキドキ、逃げまどう登場人物にドキドキ、
そうこうしてるうちに、「あれっ?」って思う。
そして、ラストのどんでん返し!!いなずま
う~ん、これぞ綾辻さんです。読んだ甲斐がありました~
この遊び心。賛否両論で酷評されてる方も結構いるみたいですが、
私は初読の時に、「やられた~」って思いましたよ。
途中で感じた違和感(って大層なものじゃないけど・・・)も説明されすっきり!!
何度も読み返したいとは思いませんが、結構好きです。

ここからはネタバレですので反転します。

冒頭の「TCメンバーズ」・・・う~んすでにここにヒントがあったんですね。
TCってなんの略なんだろうと普通は考えないでしょうけど。
二人の生存者と述べながら、途中一人になっちゃったときは、殺人鬼と合わせて二人なのか??
それって変だな~なんて思ってたんですが、まさか、双子とは。。。
ただ、よくよく考えればかなり無茶苦茶な設定ですよね。
真面目なミステリでこれやったら評価しなかったかもしれません。
スプラッタホラーの中にしのばせたからこそ、双子同士の心のやりとりとかも、何とか許容できたように思います。
双子の心の共鳴なんて超常現象、(現実にあったとしても)普通のミステリの中だったら私は認めないぞ~(笑)
後、殺戮シーンだいたいは何とか持ちこたえましたが、自分の腸を食べさせられるシーンはさすがにしんどかったです


スプラッタホラーが好きな方はどうぞ~
綾辻ミステリが好きな方ももちろんどうぞ・・・・多分大丈夫。。。かな。


TBさせて頂いた日記
まあぼの交差点(donmaboさん)





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2006/08/20 10:30:52 PM
コメント(8) | コメントを書く
[読書] カテゴリの最新記事



© Rakuten Group, Inc.