旧Ozriko Journal

[フランスでの事務手続き] カテゴリの記事

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• 社会保険（セキュリテ・ソシアル）の加入

  パリに来て2年と2ヶ月、やっと夫婦共々がフランスのセキュリテ・ソシアル（社会保険）を手に入れました。すごく遅いですね、はい、そうなんです。。今回はここまでの道のりを紹介します。今までいろいろな人を見て感じたことは、日本人研究者（特にポスドク）の場合、どこからどういうカタチで収入を得ているかでセキュの取り易さが違うということ。さて、私たちの場合ですが。夫は2年間、社会保険がもらえるはずの奨学金をもらっていましたが、何の通知も来ず、問い合わせても誰も知らないという状況に陥りました。（日本の窓口は、フランス政府から支給されるはずでもうお金はフランスに全部行っていると。一方フランスの窓口ではそんなことは知らないよ、というフランスでありがちな状況）その2年間は日本で長期の海外保険に入っていたため、もういいや、と放置していたのでした。その間に私は働き始め、私だけ先にセキュを取得。2年経ったところで夫の収入が奨学金から月々の給料という形に変わったため、今回やっと夫もセキュを取得することができたのでした。（1人が加入すれば、家族はそのbeneficiaireとして登録できますが、夫婦共働きの場合、個別に申請しなければいけないそう。）取得までの流れを簡単に紹介します。パリの申請先は自宅に一番近い社会保険センターです。ココから調べられます。まずはセンターに直接行って、必要書類を提出。・加入申込書（センターの窓口でくれて、その場で記入して提出）・滞在許可証とパスポートのコピー・給料明細のコピー・出生証明書として戸籍謄本の法廷翻訳のコピー・RIB・雇用証明（Declaration unique d'embauche：所属する研究所もしくは組織で出してくれるはず）提出したときに、私も夫も3週間待ってください、と言われる。↓↓待つこと1ヶ月弱↓自宅に手紙が着く。「加入申込書を受け取りましたが、以下の書類が足りないので手続きが進められません」という内容。そしてなぜか最初に提出した加入申込書以外のすべての書類をもう一度請求される。これは夫にも私にも、そして研究室の同僚ポスドク2人にも起こっているので、おそらく高い確率でもう一度同じ書類を提出されるのではないかと思われ。どうしてなのかは理解に苦しむところ。指示通り、すべての書類のコピーをもう一度センターへ郵送。↓↓私は待つこと1ヶ月。夫は待つこと3日（運がいいと早いみたい）。↓セキュ番号が記載された「Attestation」（証明書）が届く。↓↓待つこと1週間↓緑のカード（Carte Vitale）が届く。私たちには随分長い道のりでした・・。やれやれ。

  June 10, 2007

• 所得の申請用紙

  一昨日、所得税徴収のための所得申告用紙が送られてきました。そういえばフランスでは、5月の終わりまでに自己申告するんだっけね・・。フランスでは、1月～12月の所得をその翌年の5月に自己申告し、申告した冬に請求がきて、その後に分割なり一括なりで支払う仕組みになっているみたい。学生だったり収入がなかったりしたら、収入に0と書いて出せばそれで終了。ただ申告が遅れると罰金がかかるらしい。最初の申請は税務署で用紙をもらってきて出し、それ以降は自動的に郵送されてきます。驚いたことに、私たちは所得税申請後に引越ししていて、税務署には引越しの手続きをしていなかったにも関わらず、なぜか新しい住所に申請用紙が届いたのですっ。なぜわかった・・？もしこれが税金の申請書じゃなくて、滞在許可証の呼び出し通知とかだったら、絶対届いてないだろうにね。こういうのだけはきちんとしてるんだね・・・。とりあえず、遅れないように今から申告用紙を解読しようぅぅ。

  May 1, 2007

• 引越し3回目。

  先日、ついに3回目の引越しをしました。1年前、「パリでおうち探し」に前回の様子を書きましたが、今回はまた新しいお役立ちページを見つけたので紹介します。今回役に立ったページ・De particulier a particulier(pap)　おうち探してる、というと誰もがオススメしてくれる有名なページです。　すべてのアノンスは個人によるものなので、礼金が要りません。・SeLoger.com　ほぼ不動産屋さんの物件なので、契約時には礼金が必要です。　写真が多くて見やすいです。・A vender A louer　ここもほぼ不動産屋さんの物件なので、契約時には礼金が必要です。上のページにはすべて、条件を登録しておくと、自分の条件に一致する新しい物件情報を毎日メールで送ってくる機能があります。英語で情報を見ることもできますが、実際の連絡時にはフランス語が必要（担当者によっては英語もOKなことも）でした。フラ語に問題がなかったりフランス人に手伝ってもらえるなら、日本語情報誌で探すよりも格段に情報量が多く、安めの価格設定で探せると思います。・FUSAC　フラ語会話に自信が全然ない私のオススメページ。　英語情報誌のページなので、ほとんどの場合英語が通じます。　アノンスは個人も不動産屋さんのも混ざってます。　高級アパートのアノンスが結構目立ちますが、日本語情報誌よりも情報量が多いので、　毎日チェックすれば条件に合う物件はチラホラあるはず。今回はちょっとステップアップしてｗ、フランスの不動産屋さんに自力で行ってみましたが、フラ語もままならないアジア人はほぼ門前払いされちゃう感じです。絶対いくつかはあると思うのに、条件に合う物件はありません、だって。FUSACや日本語情報誌で見つけた物件も何件か見に行きました。日本語情報誌の物件の相場はやっぱり少々高いですね。FUSACの物件は相当よかったのですが、契約は1年で、「もしかしたらその後は売っちゃうかも」と言われて断念。また1年後にパリでおうち探しするなんて、考えただけでも憂鬱になっちゃうもんね。結局は夫の同僚の協力を得てフランスの不動産屋さんから借りることにしました。日本と比べると賃貸の条件が非常に厳しい。まずは不動産屋さんに提出する書類。内容は雇用証明、給料明細、住宅保険、社会保険、納税証明書、身分証などです。そして基本的には保証人も必要。全部の条件を不動産屋さんが審査して、最終的には大家さんが借り手を選ぶようになってるらしい。だから一定期間で何人か候補者が出た場合、早く書類を提出しても貸してもらえるとは限らないのです。提出する書類物件によっては、収入が家賃の3倍以上ないとアプライさえもできなかったりします。この厳しさは外国人に限らないようで、例えば長年海外で働いていたフランス人ポスドクがパリに戻ってきた場合、奨学金で暮らしていると、給料明細や納税証明書にあたるものがないので、たとえ保証人がいたとしても信用されず、貸してもらえないらしい。厳しいなぁ。少しでも条件のいい人に貸したいっていうのはわかるんだけど。今回の引越しは夫の同僚やボスに非常にお世話になりました。夫もかなりがんばってました。おかげで念願のセントラルヒーティングとバスタブを実現♪

  July 7, 2006

• 

  日本から持ってきてよかったもの

  パリに来て1年が経ち、生活も随分落ち着いてきました。まだまだ困ったり翻弄されたりすることも多々ありますが今日はこちらに来るときに日本から持ってきて、1年経った今でも重宝しているものや、こちらで手に入らずに日本から送ってもらったものなどを紹介しようかなぁ・・と。注：個人的な主観が入ってます。＊電化製品＊・パソコン　言わずもがなの必需品です。　夫のMacは一度壊れてこちらで修理に出したので、保証のありがたさを実感。・デジカメ　日本製は世界一っ。・フラ語の電子辞書　どこに行くにも未だに手放せません。・変圧器（フランスは220V, 50Hzです）　大抵のパソコンやデジカメは高電圧に対応しているので、　大きな電化製品を持ってこなかった私達は30Wの小さい変圧器だけで十分でした。・海外用プラグ　フランスのプラグはCまたはSEタイプで、日本のプラグは使えません。＊食料品＊パリには日本食材屋さんがいっぱいあるので、大抵のものが手に入ります。それでも日本から持ってきた方がいいなぁと思ったものは、軽くて保存が利くものです。・わかめや鰹節、海苔などの乾物・いりこや鰹だしの素　これがあればなんでも和風の味付けに。・カレールー・ちらし寿司の素　おうちに誰かを招くと、よくお寿司をリクエストされるので・・。・清涼飲料水の素　風邪を引いたときにどうぞ。・緑茶　静岡人の基本です。＊生活用品＊・サランラップ　　日本製がいいよ。と、言いつつ今はフランスのを使ってますが。・包丁、包丁研ぎ機・菜箸　菜箸なしで料理するのって意外と大変です。・お箸、お箸置き　自分達のためにももちろんですが、お客さまが来たときによく使ってます。・日本のお薬・日本の文房具・トイレカバー　これフランスでは売ってない・・と思う。　でも日本みたいな温かい便座は存在せず。　冬に家の便座が冷た過ぎて座るのが苦痛だったので、　耐え切れず夫の両親に頼んで送ってもらいましたｗ。　フランスの人はあの冷たさによく耐えられるなぁ。・スリッパ・100円ショップにあるようなもの　ちょっとしたものが非常に高いフランス。　こんな小さなタッパーに1000円も払うのか・・？　吸盤3つで800円・・？と日本円に換算して日々悶々とする日々でした。　100円ショップで購入した小さなカゴや洗濯ネットは重宝しています。　がんばれダイソー！1ユーロショップのパリ店オープンを目指して下さいっ。　きっと儲かるはず。＊書籍＊・ケータイ「万能」フランス語文法　フランスに来るときに、フラ語を勉強している友人からもらった文法書です。　1冊で入門から中級以上のレベルまで網羅していて、今でも使ってます。　・地球の暮らし方（フランス）　　事務手続きやシステムの理解に非常に役に立ちました。　これがあれば大抵の手続きやシステムの概要がわかります。・パリやヨーロッパのガイドブック・日本語の小説など

  May 22, 2006

• 滞在許可証の更新

  パリに来てから１年が経ったので、滞在許可書の更新をしてきました。ここでまたまた焦っちゃう出来事が発生。フランスの事務手続きに関するトラブルは、手続き度にかなりの頻度で起こります。笑っちゃうくらい頻繁です。最近はやっぱりまたか・・という諦めの気分になってきました。さて今回の問題というのは、夫の滞在許可証は研究所が助けてくれるのですが、私は働き始めたので、私の雇用主（夫とは別です）が更新の手続きをしなければならず、２人同時に申請することができないって言われたことです。そのシステムとしてはまあ理解できるだけど、私の滞在許可証のステータスは「同行家族」なので、滞在できる期間は夫の許可証と同じになるはず。が、１人で独立して申請した場合、私の仕事の契約期間が夫より短いために夫より短い期間しか滞在できなくなっちゃうかも・・という心配があったのです。しかも４月始めに一時帰国することになっていたので、更新に時間がかかると日本に帰ることもできなくなっちゃうのです。独立して更新するときは夫に関する書類が必要で夫の許可証に付随するのか、それとも私の許可証のステータス自体が変わるのか。とか、２人の滞在許可の期間が違っちゃうこともありえるのか。とか、わからないことはいっぱいなのに、調べたり挑戦している時間がない・・。（実際どうなるんでしょう。次の時までに調べなきゃ・・。）と、いうことで今回は無理やりお願い作戦。できることならしたくないという態度ありありの夫の担当者に私のボスから電話をしてもらって、夫と一緒に更新手続きをしてもらうことになったのでした。結局は本物の滞在許可証は出国までに間に合わず、レセピセ（予約券みたいなの）を持って日本へ行くことになりました。間に合わなかった理由がなんだかおもしろくて、2006年1月から滞在許可証の形状が変わって、パスポートに貼るタイプではなくプラスチックのカード型になったので、発行までに時間がかかるからだって。カード型っていったって機械でパチっとシールするだけだろうに。どうして発行までに１ヶ月もかかるんだ？わざわざレセピセを発行する手間の方が大きいと思うんだけどなぁ。ま、そこは深く考えないようにしよう・・・。いちいち怒っていたらここでは暮らしていけないわ・・・。さらにもっとびっくりしたのは、私達はレセピセもしくは滞在許可証がないとフランスに再入国できないはずなのに、空港の入国審査でノーチェックだったこと。結局全然見てないじゃん！こんなに急いで取ったり焦ったりする必要なかった・・？

  May 15, 2006

• 

  郵便

  フランスから海外へ何かしら小包や手紙を送る機会があるかと思います。基本的には「地球の暮らし方」などに書いてありますが。黄色地に青い鳥の書いてあるマークが「La Poste」（郵便局）です。パリでは町中至る所にあって、自分の家の担当郵便局は決まっています。通常、窓口ではものすごく待たされます。夕方のラッシュ時には30分以上列に並んで待たされたことも。私の最寄の郵便局の場合、窓口が6個あって人がバックで何人も働いているのが見えるのに、開いている窓口が常に2,3個、というありえない体制のせいです。どんなに長い列が出来ていても窓口を増やすことはなく、急ぐ気配も全くなし。しかも客はみんな黙って並んで待ってます。このサービス状態、なんとかならないかといつも思ってます。さて、通常郵便ですが、フランス国内へは0.53ユーロ（20gまで）。フランスから日本へは0.90ユーロ。きれいな記念切手があるのでまとめ買いしておくと楽かもですね。でも0.90ユーロの切手はそんなに種類がありません。きれいな切手でなくてもよいのなら、自動的に重さを量って切手が出てくる機械があります。これは列に並ぶ必要がありません。次に小包ですが、私はいつもPret a poster（プレタポステ）の国際版を利用しています。事前に送料込みの箱を購入しておき、重さの制限はなし、あとで窓口に置きに行くだけです。アジアの場合箱の色は緑で、3種類。ボトル（26ユーロ）、L（28ユーロ）、XL(34ユーロ)です。左がボトル、右がXLです。ボトルの箱はビンが1本入って固定されるようになっています。XLは18×28×40cmくらいでしょうか。一緒についてくる専用の用紙に自分の住所と宛先、重さと価値、自分のサインを書いておけば、大体1週間で届きます。（この情報は2005年11月のものなので、新しいものはご自分で確認して下さいね）↓この箱でフランスらしいなぁと思うのがココこれ、箱の一部で、「開けるときはここを引いて下さい」って書いてあるんですが。フランスからアジアへの国際便なんだから、届いた先の人は普通に考えてわからないでしょ。せめて英語で書けばいいのにと思う私。私の親がこれに気づいてちゃんと開けているかは疑問が残るところですね。

  November 29, 2005

• パリでおうち探し

  パリの住宅難は有名で、一般におうち探しは相当大変なようです。そんなこととは露知らず、パリにきた私達。予定としては、最初の2ヶ月は夫の勤める研究所の宿泊施設に滞在し、その2ヶ月間で今後数年落ち着く先を探すことにしていました。2ヵ月後の家を今から探す、というと、「すぐに動いた方がいいよっ！」とほとんどの人に言われました（笑。そう～？と思って初めてみると、その大変さが身にしみました。まず、自分の条件にあった物件を見つけ出すのが至難の業です。日本と違って、フランスの賃貸契約は、不動産屋を通さない個人間契約の比率が高いよう。しかもパリの場合借り手はいくらでもいるので、条件のいい物件は口コミ情報で集まってきた人の中から大家さんが借り手を見つけることが多いのだろうと想像します。一般的な探し方は、新聞や情報誌、掲示板のアノンスで探す方法。フランス語の新聞には大抵豊富な物件情報が掲載されてます。もちろん私達の場合、フラ語で交渉などできるはずもなし（涙。と、いうことで、主に日本語の情報誌を使うことになりました。すべてネットで最新情報を見ることができます。主な日本語情報誌↓・Paris-Tokyo　隔週木曜発行。・OVNI（オヴニ）　毎月1日と15日発行。ネットでは発行日の朝10時。・フランス・ニュースダイジェスト　毎週木曜日。ネットでは火曜日に最新版を公開。他にも探せばいろいろ↓・フランスなんでも掲示板・在仏日本人会掲示板は、オペラにあるBOOK-OFFや日本料理店にあります。家探し中は、情報誌は発行日に手に入れ、掲示板は小まめにチェック。めぼしい物件を見つけたら即電話。電話してもすでに決まっている確立はかなり高く、見に行くところまでなかなか行きません。不動産屋さんにも足を運びましたが、物件が少なくて高い・・。特に日本人相手の物件は高めの価格設定が多いよう。手数料も払わなくちゃいけないし。その分安全で条件がよいし、対応してくれた人も親切だったし、安心感はありましたが。リッチな駐在員さんには便利なのかも・・。条件に合う物件があまり見つからず困ったな～と思っていたところ、夫の同僚が数ヵ月後に今のアパルトマンを引き払うとのこと。なんと今まで見てきたどの物件よりも安くて条件もよくて、パリ風の素敵なアパルトマンでしたっ！しかもオーナーも職場つながりだったので、普段は必要な保証人がいなくてもOK。やはりここはフランス、コネ社会ですな。おうち探しをしていることをみんなに伝えておくこともとても大切ですね。結局2ヶ月後すぐにはそのアパルトマンに引っ越せなかったので、短期のアパルトマンをその後必死で探しました。これもきっかけは情報誌だったものの、結局はその物件がらみで連絡を取った人から教えてもらった場所に決まることに。ここでも口コミ、恐るべし。4ヶ月で2回も引っ越すことになりましたが、今のアパルトマンには満足してます。よかったよかった。他の友人も、最初は苦労してますが結局はみんなどこかしら見つけます。みんなが一様に、現実を知って徐々に条件を下げていきますが（笑。でもパリはどこに住んでもそれなりのよさがあるようで、みんなそれぞれに気に入っているよう。気力があれば、賃貸契約についても書こうかと思います。そのうちに・・。

  October 24, 2005

• 口座の開設

  そういえば、フランスでの事務手続きに必要不可欠な口座開設について、まだ書いていませんでした。フランスに中・長期で滞在したり、収入を得るときには必ず必要になるのが現地の口座です。口座を持つと、デビットカードやクレジット機能を持ったCarte bleue(カルトブルー)や小切手が使えるようになりとても便利。滞在許可証の申請、携帯電話や賃貸契約時にも必要となるので、フランスについたらまず最初に手続きしておくと後々楽です。フランスで口座を開くとしたら、このあたりでしょうか。・Credit Lyonnais(クレディリヨネ)・BNP PARIBAS・郵便局パリには東京三菱銀行の支店がありますが、個人客へのサービスは行っていないようです。私達の場合、迷わずクレディ・リヨネにしました。なぜならパリのピラミッド支店には日本人の担当者がいるから♪まず、銀行口座開設の予約を取ります。これは電話でもよいようですが、直接ピラミッド支店に予約を取りに行きました。（当時来たばかりで、意思疎通がままならない状態だったので・・）受付で予約を取ると、口座開設に必要な書類の一覧をもらいました。次に以下の必要書類を持って予約の時間に銀行を訪ねました。ここからは日本人の方が対応して下さいます。必要書類は人や状況によって異なると思われるので、直接確かめて下さいね。・住居証明・身分証明書（パスポート、VISAまたは滞在許可証）・夫の所属を証明する書類・夫の収入を証明する書類・戸籍謄本の翻訳査証・最初に入金するお金私達の場合、身分証明書はVISAでOKでした。これで夫婦2人の名義の口座を開くことができました。少々の手数料を払えば、クレジットカード機能のついたカルト・ブルーを1人1枚持つことができます。小切手はついてくるようです。1週間ほどでインターネットバンキングのパスワードや口座開設のお知らせが届き、10日ほどでカードができましたという通知が届きました。その通知を持って再度銀行へ行くと、カードと小切手がもらえました。全部で約2週間。フランスの銀行口座は日本とちょっと違いました。一般に口座を開くというと、2つの口座を持つことになるよう。・当座預金　　無利子。カードや小切手の使用金額が引き落とされる口座です。　　公共機関の料金や自動振り替えはここから引き落とされます。・普通預金口座　　利子付き。引き出し自由。なので、まとまったお金は普通預金口座に入れておいて、生活に必要な分は当座預金に移して使ってます。この口座間の移動もインターネットバンキングで手軽にできるので便利。ただし、当座預金がマイナスになると、たとえ普通預金口座にお金があったとしても即座にブラックリスト入りしてしまい、何年間かカードが持てないので注意しないといけないらしい。怖いなー。他にも違うことがいっぱい。ATMからは入金ができないので、入金するときは直接窓口へ行かないといけません。ATMから引き出しの手数料がほぼ無料です。が、引き出し限度額があり限度額はとても低かった気がする。ATMは24時間営業が普通です。デビットカードが非常に普及していて、大抵の場所でカードで支払可です。さて、フランスで口座を開くまでですが、私はシティバンクを利用してました。日本で口座開設しておけば、海外のATMから現地通貨で現金が引き出せます。最初はこれで十分ですが、日本円の口座なので、その日のレートに随分左右されるし手数料がかかったりするので、早めにフランスで口座を開いた方がいいと思いました。

  October 23, 2005

• 携帯、停められる・・

  ある日突然携帯が使えなくなりました。ネットにも繋がらずメールもできないし、もちろん電話もかけられない。でも思い当たる節はありました。Abonnement(加入手続き)と書いた書類と手紙がSFRから2週間ほど前に届いていたのですが、もう契約終了してるし、フランス語よくわからないし、と放置した私（笑。よく読んでみると、手続き書類が中央のサービスセンターに届かないので、もう一回契約書を書いて必要書類を一緒に送って、というお手紙だった。契約したとき全部出したのにおかしい・・・。それにもう毎月銀行から引き落とされてるのに。問い合わせ番号はあるものの、私達に電話でフランス語は無理。と、いうことで夫の同僚にサービスセンターへ電話してもらいました。すると、「必要書類が中央に届いておらず、販売店へ2回も催促したけれど反応がないので停めました。」とのこと。明らかに販売店のミスじゃん、ということで契約したときの書類を全部持って早速お店へ。幸いにもカウンターには私が契約したときと同じ店員さんがいました。事情を説明して私の契約書はどこにあるのか聞いてみました。店員さんはカウンター内を探すも見つからず。ひとしきり探した後、私が家から持ってきた契約書類にふと目を落とし、「どうしてこれ君が持ってるの？」と一言。えぇぇぇ～。なんと私が家に持って帰った書類の中にセンター提出用原本が入っていた模様・・・。「これじゃ送れないよ～、はっは～」はっは～って、契約のときあなたが私に渡したんですけどっ。その後もゆるぅりゆるぅりと再契約の手続きは続きます。　　店員さん：「○○(おそらく契約担当の部署)の電話番号なんだっけ？」他の店員さん：「01******じゃない？」　　 他の客1：「Excuse-moi,buraburabuara」(新しいお客さんが何か質問しにきた)（しばらくしてお客さんが帰ってから電話をかける店員さん、が、繋がらないらしい。） 他の客2：「Excuse-moi,buraburabuara」(また他のお客さんが何か質問しにきた)（またしばらくしてお客さん帰る。他の店員さんとそのことについてひとしきり会話。）　　店員さん：「あ、そういえば電話繋がらないんだけど」（突然思い出したように）他の店員さん：「パソコンで調べたら？」　　店員さん：「そうだね。え～とぉぉぉ。・・・」なんだかものすごく遅いんですけど。しかも、散々待たせた挙句の結論は、サービスセンターの終了時間になっちゃったので明日また来てくれないか、らしい。もう少し早く対応してくれたら今日中に全部終わったんじゃないのかなぁぁぁぁ？？？？？ゴネてはみたものの、結局は後日出直すことになったのでした。さて後日出直すと、手続きは5分で終了。どうして1回しか行く必要のないところへ3回も行っちゃったんだろ～。思い出すと悲しくなる出来事でした。私の携帯契約はこれでスッキリと終わったわけではないんですけどね・・・

  September 16, 2005

• 携帯を持とう

  日本にいたら必要不可欠な携帯。フランスの携帯所持率もかなりのものです。今回は携帯の契約についてです。フランスの月額式携帯の契約は最低1年からです。したがって短期滞在の場合はプリペイド式携帯を買うことになるよう。プリペイド式はすぐに手に入るし、使う分だけ払えばいいので便利ですが、機種は高く、長期的に見たら月額式の方が安いそうなので私は月額式にしました。携帯会社大きいのは3社。SFR,Orange,Bouygues。SFRはVodaphone系列で最大手ですが、サービス自体そんなに変わらないよう。購入場所携帯を買えるのは、各会社の直営ショップか、いろいろな会社の携帯を売っているお店。パリには至る所にあります。契約時必要書類・RIB（銀行の口座証明書）・パスポート・住居証明書機種お店で好みのものを買います。1ユーロから高いものは100ユーロ以上まで。安いのものでもちゃんとカメラがついていたりします（画素数は低いけど。）日本の携帯に比べると若干チャチな感じは拭えませんが、機能は変わりません。契約まず契約プランを選択します。私の契約したSFRの場合、無料通話時間が100分なら月25ユーロ、150分なら月30ユーロ、という感じで、900分で105ユーロくらいまでありました。例えば100分のプランの場合、通話100分までは25ユーロ、超過分は時間によって支払います。逆に50分しか話さなかったら、次の月に150分タダで話せます。今まで何分電話したとか、現在の使用料金はいくらか、などはすべてネットで確認できます。この料金体系はわりと頻繁に変わるようなので最新情報はSFRのHPで確かめて下さいね。3つまで番号を登録でき、その番号に対する通話はタダになるそう。ただしSFRの携帯だけです。契約書にサインして、携帯をもらったら終了です。この間約30分。購入直後はなぜかネットワークエラーになっちゃって使えないんですが、これは中央のサービスセンターに契約の連絡が行くのが遅いためと推測されます・・・。でも大抵はその日のうちに使えるようになるようです。私も購入後2,3時間後に突然繋がりました。支払いは毎月銀行引き落としとなります。ネットでも確認できますが、毎月引き落とし前に通知が届きます。まあ、こう書いちゃえば結構簡単なのですが、これはうまく手続きができた場合。私の場合、携帯の契約に関しては購入後に非常に苦労させられました。それも元はといえばフランス人店員のいい加減さが原因です・・ふぅ。それについてはまた後ほど。

  September 12, 2005

• 滞在許可証と労働許可

  私にとってかなり興味があった労働許可についてです。(フランスでは、労働できる滞在身分とそうでない滞在身分があります。)インターネットや「地球の暮らし方」などで一生懸命調べましたが、研究者の同行家族の労働許可に関してはほとんど情報を見つけることができず（涙。研究者の同行家族って、そんなにマイナーなんでしょうか・・。夫は研究者ビザで入国していますから、滞在許可証には労働許可がついています。この長期研究者ビザで滞在許可証を取得した場合、報酬はフランスから出ても日本から出ても構いません。許可証には滞在身分として「SIENTIFIQUE」(研究者)と記載されてます。さて、研究者の同行家族についてですが、研究者の同行家族にも労働許可がついており、申請すれば労働することができるそうです。同行家族の滞在許可証には「VIE PRIV. & FAM.」(私的及び家庭的事情のある滞在者)と記載されます。日本からの駐在員の同行家族にも同じように労働許可が付いてきます。ただ、たまに「VISITUER」(ビジター)として発行されることがあるとか。この滞在身分には労働許可が付いていないので、変更する場合には異議申し立てなどの手続きをしなくてはならないらしく、私がこのミスに当たらないかとビクビクしていました。この「たまに」の頻度がフランスでは異常に高そうなのでつい過敏になってしまいがち（笑。フランスは外国人の労働に関してかなり厳しい国です。さすが失業率が10％を超えるだけのことはありますね。労働許可を現地で取得するのはほぼ不可能だとか。ただ、スムーズに取れちゃう人もいるそうです。そういうところもフランスらしい、と思う今日この頃です。

  August 22, 2005

• 滞在許可証の取得

  さて、先日はビザの取得について書きました。今日は滞在許可証の取得について紹介します。滞在許可証は、フランスに入国してからビザが切れるまでの間に取得しなければいけません。私達の場合、簡単な流れは以下の通りでした。居住地域の滞在許可証申請窓口へ必要書類を提出↓指定された日時に窓口へ行き、recepisse(レセピセ、受領書)を取得↓通知された日時にOMI(フランス移民局)で健康診断を受け、証明書を取得↓受け取り窓口で滞在許可証を取得書類提出からreceppisse取得まで1ヶ月と1週間、その後滞在許可証取得までは1週間、全部で1ヵ月半かかりました。ただrecepisseさえもらっておけばビザの有効期限が切れたとしても大丈夫だそうです。・必要書類提出私達の場合、研究所も居住地域もパリだったので、研究所の事務の方が代理で書類を提出してくれました。これはかなり助かりました。なぜなら、この最初の書類提出こそが最初の難関だからです。友人の話だと、受付で何時間も待たされる（地方では朝から待っても県庁に入れないときもあるそう）、担当者がすごく意地悪で冷たい、フランス語以外の言葉は通じない、担当者によって判断基準が違う、説明しても受け入れてくれない、3回行ってもまだ提出できない、もういやだぁ～、泣きそう、などなど。聞くだけでブルーになるお話はいっぱいあります。フランスに来て間もない人たちが行くところなのに、フランス語だけしか通じないなんて・・・。理不尽～・・・。研究者ビザの場合の必要書類(同行家族の私も同時に申請)1.パスポートのコピー2.戸籍謄本(翻訳査証つき)のコピー3.住所が確認できる証明書(賃貸契約書、公共機関の請求書、家賃の領収書など)2種類のコピー4.白黒写真2枚5.プロトコール・ダ・キュイのコピー6.奨学金の受領証明書のコピー7.日本で入った保険の証明書(フランス語訳)のコピー1,4,7は2人とも提出、他は共通でした。3は引っ越したばかりで賃貸契約書しか用意できませんでしたが、1種類で通ってしまいました。これは研究所の威光だと思われ。個人で窓口へ行ったら絶対門前払いなはずです。・窓口への呼び出し書類を提出して1ヶ月以上経った頃、やっと呼び出しがきました。場所はシテ島にある警察署の1室、日時が指定してありました。警察署に入るときは多少行列がありましたが、指定された部屋に行って見ると私達だけ。いくつかの書類にサインし、すぐにrecepisseをもらえました。私には1ヶ月以内に健康診断の通知が自宅に届き、夫は研究所から健康診断のお知らせがくるとのことでした。実際は1週間以内に健康診断の通知が届きました。この通知と一緒に、私には納税のお知らせがきました。滞在許可証の受け取り時にOMI発行の切手で220ユーロ(55ユーロ×4枚)分が必要とのこと。夫の納税はおそらく研究所がするのでしょう。・健康診断通知された日時に、OMI(フランス移民局)へ行きました。私達と同じように健康診断を受ける人たちが並んでいます。視力、身長、体重、肺のレントゲン、軽い問診があり、その後健康診断の証明書をもらえました。かかったのは全部で約2時間。この証明書を持っていけば滞在許可証を受け取れるとのこと。・滞在許可証の取得受け取れるならすぐにでも、とその日に受け取りに行くことにしました。場所はrecepisseをもらった警察署にある、受け取り窓口です。健康診断の証明書と、切手を貼付した納税書を提出。滞在許可証にサインをし、その後でパスポートに貼ってもらいました。これでやっと滞在許可証を取得！次は滞在許可証と労働許可について書こうかと思います。

  August 22, 2005

• 研究者ビザとその同行家族ビザ

  フランスへの長期滞在の第一歩は、日本でビザを申請することから始まりました。学生ビザや研究者ビザの情報なら多少ネット上にあるのですが、その家族ビザについては情報がほとんどなく、私はとても苦労したので書いておこうと思います。これは2005年3月の情報ですので、時間が経つと必要書類も変わる可能性があります。最新の情報は在日フランス大使館のページを見て下さいね～。大使館への問い合わせについて電話受付もありますが、時間は短くいつもお話中でなかなか繋がりません。ですからFAXでの問い合わせをおすすめします。それに電話と違って、FAXの返信用紙がそのまま証拠として残りますしね。（人によって微妙に言うことが違うことがあるので、そのときのために）研究者ビザ必要書類1. 長期ビザ申請書（青色） ２部 2. 証明写真　3 枚　(同じ写真でカラ－のみ) 3. 保険加入誓約書 １部（大使館窓口に備え付け） 4. プロトコール・ダキュイ　オリジナル１部 ＊フランス側から出される保証書（当館の用紙を使用のこと） これにフランスの受入れ機関のサインと捺印、及びフランスでの研究機関が所在する県の県庁の捺印が必要 5. 日本の所属機関からの推薦状か証明書（英または仏文） オリジナル１部コピー２部 6. 戸籍謄本（同行家族がいる場合のみ） オリジナル１部コピー２部 7. パスポート（残存期間が３ヶ月以上あるもの） 8. ビザ料金 １4０００円前後9. 書留送付分の６００円切手を貼った返信用封筒 ・4は受け入れ先の研究所が用意してくれました。 　夫曰く、この取得にも様々な提出書類が必要で大変なようです。 　特にポリオと破傷風の予防接種のために東京検疫所まで行きました。 　このせいかどうかわかりませんが、ポリオの予防接種後、夫は　　高熱を出して寝込みました（笑。・5は、夫の場合ポスドクとして渡仏するため、 　渡仏中は日本に所属機関がなく用意できず。 　それを大使館に問い合わせたところ、なくても可とのことでしたので 　提出しませんでした。・これ以外に、日本で海外駐在用の保険に入りその証明書（フランス語）を　持って行ったところ、それのコピーも提出することになりました。・戸籍謄本は前もって大使館指定の翻訳会社で翻訳してもらう必要があります。・返信用封筒を提出しておけば、出来上がり後郵送してくれます。研究者の同行家族ビザ必要書類研究者の同行家族は、シェンゲンビザを申請します。シェンゲンビザは本来、日本に滞在する外国人がシェンゲン諸国（フランス、イギリスやスイスなど）へ観光へ行くためのビザなので、大使館のＨＰに記載されているシェンゲンビザの必要書類とは多少異なりました。これも大使館にFAXで問い合わせました。1. 短期ビザ申請書(シェンゲンビザ申請書）１部 2. 証明写真　２枚　(同じ写真でカラ－のみ) 3. フランス以降にシェンゲン諸国に滞在予定の場合は、それらの国のビザ　4. 飛行機の予約書もしくは、往復航空券 5. パスポート（残存期間が３ヶ月以上のもの） 6. ビザ料金 約６０００円 7. 海外旅行保険 8. 戸籍謄本9. 書留送付分の６００円切手を貼った返信用封筒・3はフランス以外の国に長期滞在する予定はないので提出せず。・4は準備しましたが、提出は求められませんでした。・8は夫と共通で1通でOKでした（コピーは必要）。並んだ時間は別として、書類の提出自体はかなりスムーズに進みビザもきっかり1週間で手元に届きました。ただ、フランス大使館のビザ受付コーナーには、机の上に申請用紙が置いてあるだけで、ペンも糊も何もありません。コンビニも少し歩かなければならないので、必要と思われるものはすべて、必要書類は確実に確認して持って行った方がいいかと思います。オリジナルしか持って来なくて、コピーをしにコンビニまで走る人たちがちらほら。研究者ビザ、その同行家族ビザ共に有効期限は3ヶ月。その3ヶ月の間にフランスで滞在許可証を取得し、初めて長期滞在が可能となります。が、次の関門は滞在許可証の取得です。みなさんこれには苦労することが多いようなので、ビザはできる限り渡仏直前に取得した方が時間に余裕ができると思われます。滞在許可証取得に関しては後ほど。

  August 7, 2005

• 滞在許可証の住所変更

  先日引っ越したので、滞在許可証の住所変更に行ってきました。行ったのは新住所管轄の地区警察（commissariat de police）。たかが住所変更のために夫と共に3回も通ってしまいました（汗。1回目パスポート、新住所の賃貸契約書、住宅保険の契約書を用意。これくらいあれば変更できるだろうと予想。しかし行って見ると受付には「外国人の住所変更のための必要書類」なる張り紙が。必要書類は以下の通り。1.滞在許可証のついたパスポート2.新住所の記載された公共機関（EDFなど）からの請求書3.新住所の記載された住宅保険の契約書4.新住所の賃貸契約書5.社会保険番号6.納税証明書受付のポリシエに「これが全部ないと変更はできないよ」と言われる。今回は思いっきり書類が足りないんだけれど、私達にとって問題は5と6。私の夫は研究者で、奨学金でパリに来ているためにすぐには5と6が用意できないのです。全部そろえないとだめなら私達この先随分住所変更できないじゃ～ん。必死でそれを訴えるも、「社会保険は義務だから早く入りなさい。それがないと絶対だめ。」の一点張り。もちろん撃沈。これは困ったと、夫の研究所の事務から警察に問い合わせてもらう。すると、5と6はなくても変更可能とのこと。なんなんだ～、この違いは。これが世に言う「フランスの役所は人によって言うことが違う」現象だと思われます。2回目電話での問い合わせを信じてもう一度挑戦。今回は5と6以外の書類をすべてそろえる。受付にはこの前とは違うポリシエが。「住所変更したいんですが。」「これらの書類全部持ってますか？」「持っていないんですけど、・・・」「じゃあ、だめ。全部そろえてきて下さい。」「でも電話で問い合わせたら5,6はなくてもいいというから来たんですけど。」「そんなことを言う人はこの警察にはいない。」うそぉ～・・。その後交渉するも、真っ向からつき返され、撃沈。今回の敗因はおそらく次の通り。1.電話でいいよと言った人の名前をチェックしていなかったこと。2.最初につき返されたときのポリシエの態度に、夫がちょっとだけ喧嘩腰になっちゃったこと。役所の人を怒らせてもいいことありません（笑。3回目もう一度電話で確かめると、やはり変更は可能であるとのこと。今回はついにフランス人の知り合いについてきてもらうことに。警察に行く前にもう一度確認の電話をし、その人が受付にいることを確認してから出かける。受付には今回はポリシエールが。順番を待っていると、「さっき電話をかけてきた住所変更の人ですよね。」と声をかけられる。この前と全然違うっ！手続きはすんなり進み、あっという間に住所変更は終了。今回の勝因1.フランス人に一緒に行ってもらったこと。2.いい担当者に出会ったこと。滞在許可証の審査基準も担当者によって微妙に異なるといいますが、これも同じようなものかなぁと思います。いつも自分にとって都合のいい担当者に当たる運がほしい・・・。

  August 4, 2005

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