気になったニュース (毎月分配型投信)
毎月分配型投信、残高20兆円超す――中高年に人気投資家へ分配金を毎月支払う投資信託へ個人マネーの流入が拡大している。残高は6月末に20兆円を突破し、この1年間で約6割増加した。同投信は利回りが高い外債などで運用して毎月安定した分配金を現金で提供。預貯金に代わる受け皿として中高年のニーズをとらえている。株式投信全体の約4割を占めるようになり、投信の主流商品として定着した (日経ネットより)多くの人が指摘しているように(私も昨年の日記で書きましたが)、月々の分配金から10%の税金が控除されることにより、分配金を再投資するとしても、税金が複利効果を損なうことになります。毎月分配型投信への投資は合理的とはいえません。にもかかわらず大人気ということは、残念ながら多くの人が金融機関のカモになってるということです。なお山崎元氏の下記の文章も参考になります。「行動ファイナンス」と毎月分配型ファンド