昭和５８年９月１８日に結婚した。

二人の子供達はすでに、それぞれ自分達の道を歩み出した。

私の両親はすでに他界し、今はニョーボの母と３人で暮らしている。

義母のボケは少しずつ進行しているが、本人は気づかない。

それでも母親ヅラをするので、ニョーボは「キィ～！」

傍から観ていると娘らしく介護にあたっているが、義母には残念ながら認識出来ない。

まぁ、無責任な傍観者としては、よぉ～やってると思っている。

コラーゲン入りドリンクとスキンケァクリームのおかげか、お肌スベスベが自慢らしい。

時折、触らせて頂くが、スベスベなんでしょうなぁ。

「他」を知らないんで比較のしようが無い。

今日３１回目の結婚記念日を迎えた。

♪今、思えばぁ～楽しい事ばかり♪だけじゃなかったが、なんとなくここまでやってきた。

大喧嘩もしたし、崩壊の危機らしき事もあった様な気もする。

生活は必ずしも安定的では無い。

相変わらず色々事は起こるが、一つ一つ今まで通り対処するしかない。

金は今でも無い。

ただ、ニョーボとの間は結婚当初からすれば随分と楽になった。

「阿吽の呼吸」はさすがにおこがましいが、そこそこ馴染んでいる気がする。

結婚３１年の中で、今がもっともしっくりしている。

但し、ダンナ側の一方的な感想です。

ニョーボの抱える不満を、知る限りの事は知っているつもりでいる。

たかだか３１年で一人の人間の喜怒哀楽を全て知っているなんて厚かましい事は思わない。

今でも、ニョーボの中に知らなかった彼女を発見する事がある。

今がもっともニョーボへの思いが強い。

感謝しているし、愛している・・・・・・・ナンっちゃって歯の浮くような事はさすがに言えない。

３１年の中で今が最も良い関係の様な気がする。

セカンドライフを楽しみながら、来たるべきサードライフの準備もしなければ。

生きる事は確かに面倒だが、諦めるにはまだ早い気もする。

もう少し頑張ってみますか。

せめて、阪神が優勝するまで・・・・・。

そんな「時」は来るのでしょうか？

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