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カテゴリ:哀
この世の中には、まだまだ食したことのない食べ物が沢山ある
自分が嫌いで口にしないものもあれば、機会がなくて未だ食べたこともないモノもある という事で、新たな発見があるかもしれないと、未知なる食材にチャレンジしてみようと試みた その食材とは、アボカド 果実の約2割が脂質で、脂肪分が豊富なことから、俗に「森のバター」とも呼ばれているアボカドは、脂質の大半は不飽和脂肪酸であるため、コレステロールの心配はなく、ビタミンE、リノール酸、オレイン酸などを多く含むので健康食として人気が高まっている食材 以前一度食べてみようと思って、緑色のアボカドを購入したことがあった 浅はかながら、果皮が黒くなって、指で果実を押してみて柔らかくなったら食べ頃…という知識があったので、毎日アボカドを手で揉んで堅さを確認 自分なりにそろそろいいかな?と思って、包丁を入れたところ、熟れ過ぎていたのかアボカドの果実は茶色くドロドロとしていて、とても食べられるような状態ではなかった そんなほろ苦いアボカドデビューを果たしたのが今夏 今回はリベンジということで、同じ二の舞を踏むわけにはいかない 食品スーパーの店頭に並んでいる、緑や深緑色をしたアボカドを一つ一つ手にとって確認 こんなに真剣に食材を吟味することなんて無いかも? なんて思いながら、数日中に食べたいという事もあって、今回は果皮が黒いものを選んだ アボカドを購入してから二日後の今日… アボカドを揉んでみると、いい感じの弾力 そろそろ食べ頃かな?と思い、包丁を入れた 果実の硬さの感触が感じられず、抵抗無くスーッと入っていく包丁に一抹の不安を覚えながらも切り込みを入れ、半分に割った すると… !!!!! またしても、中のアボカドの果実は茶色かったのである why!? (訳…どうして?) アボカドの果実の真ん中にはゴルフボール大の種があって、その種を取り除くのは、ちょっとした力がいるのだが、その種も、指で簡単に取れてしまうほど熟れていた また、アボカドの果実といえば、外側は黄緑色で中心に向かってクリーム色をしているのだが、今自分が眼にしているアボカドの果実は黄緑色の部分が少なく、クリーム色と茶色という秋めいた色をしていた 今回は気をつけたつもりだったのだが、う~ん…アボカドの食べ頃を見極めるのはムズカシイ とはいえ、前回よりはマシな状態だったので、食すことに さて、はじめてのアボカドはどのようにして食べるのか? これまた、浅はかな知識ではあるが、なんでもアボカドは醤油をかけて食べると、鮪のトロに似た味がするんだとか という事で、2日前に表示価格の半値で購入したマグロの赤身とアボカドを合わせることに アボカドとマグロはさいの目状の角切りにして醤油漬け 寿司めしの上に、刻んだ海苔と貝割れ大根をたっぷりのせて、醤油漬けしたアボカドとマグロをのせて出来上がり! 後で知ったのだが、アボカドは切ったあと変色してしまうので、レモン汁をかけるといいんだとか? でも、もともと茶色かったし、まぁいいか はじめてのアボカド もともと色味が悪かったのにくわえ、醤油漬けにしたせいか、パッと見はフォアグラみたい いや、フォアグラの実物を生で見たことはないけれど、なんとなくね 1粒箸で摘んで、口の中へ 「…………」 ねっとりとした食感と、まったりとしたしつこさが口の中に広がる アボカドって、美味しい!? これ、食べてみての正直な感想 さすがは森のバターといわれるだけあって、かなり脂っこく、かすかではあるが、トロの味を感じなくもない で、赤身の刺身とアボカドを一緒に食べてみた すると、あら不思議 赤身の刺身に脂っこさが加わって、トロになったではありませんか! で、その時思った 何を隠そう、自分は脂っこいのが大嫌いで、マグロの刺身は赤身どまり 中トロなんぞ美味しいと思ったことなど一度とてない えぇ、高級嗜好品は受けつけない舌なんです しもたぁ~!! でもね、思いのほかアボカドの分量が少なかったので、そんなにしつこくなく美味しくいただきました もうアボカドはコリゴリです お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年10月27日 17時05分15秒
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