喘息教室(3回目)
*** 喘息教室 その3
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喘息教室、第三回目のお話(気管支喘息の治療薬について)です。
長女に処方されている薬は3種類あります。
1.テオドール
2.IPDドライシロップ
3.メプチン細粒とムコダイン顆粒の混合
常に飲んでいるのは1と2です。咳き込んだり、ちょっと危ないな~と感じたときには3も飲んでいます。
10月に入って、咳をしていることもありますが、5分~10分くらいで治まるので
そんなには飲んでいません。
一週間に1回くらいでしょうか・・・・
今度、発作シーズンが終わったら、血液検査をします。
そろそろ、薬を減らしていけたらな~と思っています。
予 防 薬
1.キサンチン系
薬の種類
テオドール(50,100)、テオドールドライシロップ
テオロング、スロービット、ユニフィル
薬の特徴
「気管支を拡げる物質を壊す酵素」を抑えることで気管支を拡げて呼吸を楽にします。
注意点
飲むときは水で飲みましょう。
水に溶かしてしまうと苦味が強くでます。
副作用
発疹、かゆみ、気分が悪い、吐き気、震える、頭痛、
眠れない、ドキドキするなど
2.ロイコトリエン拮抗薬
薬の種類
オノン、オノンドライシロップ、キプレスチュアル
薬の特徴
「気管支の収縮や過敏性を高める物質」が細胞のある場所にくっつくのを防ぐことで気管支を拡げたり、粘膜浮腫、炎症を抑えます。
副作用
発疹、かゆみ、下痢、気分が悪い、吐き気、震える、
眠れない、など。
3.抗アレルギー薬
薬の種類
セルテクトドライシロップ、IPD、IPDドライシロップ、ザジテン、ザジテンドライシロップ、ザジテンシロップ
薬の特徴
「アレルギー症状をひきおこす物質」が出てくるのを防いだり、その作用を抑えることで鼻水・かゆみ・湿疹・喘息発作・咳・痰を抑えます。
副作用
眠くなることがあります。
発 作 治 療 薬
4.交感神経刺激剤
薬の種類
ベネトリン、メプチン、メプチンミニ、メプチンシロップ、メプチン細粒
薬の特徴
「気管支を作っている筋肉の特定の場所」を刺激して気管支をとりまく筋肉を緩めることで気管支を拡げて呼吸を楽にします。
副作用
頭痛、ドキドキする、めまい、震える、ハイテンションなど。
5.去痰剤
薬の種類
ムコサールドライシロップ、ムコソルバン、ムコソルバンシロップ、ムコダイン、ムコダインシロップ、ムコダイン顆粒、ビソルボン、ビソルボンシロップ、ソルボン顆粒
薬の特徴
気道粘膜の分泌を高めたり、痰の状態を変化させ、痰のねばりをさげたり気道壁をなめらかにして痰をだしやすくします。メプチンと組み合わせて処方されるケースが多いです。
副作用
発疹や嘔吐など。
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