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カテゴリ:若手のひとりごと
以前書いた内容で、日弁連が日行連に「法律家」「Lawyer」って言葉を使うな!といういちゃもんつけてきたことに関して、やっと日行連が回答しました。
詳しい内容は日行連のホームページで見れます。 http://www.gyosei.or.jp/member.cgi/report_0.html#60 なんかとってもソフトに回答してました。そりゃ日行連は日弁連を敵には回したくないでしょうから「大人」な対応ですね。 さすがに日行連は「法律家」と「Lawyer」は使い続けると反論はしてましたね。それ以外は弁護士法72条に反しない内容に徹底するといっています。 というより、そもそも行政書士のパンフレットはそんなに弁護士法72条違反を国民に誤認を与えるような内容だったんでしょうか?そこがまず疑問です。 この回答で日弁連はどんな反応するんでしょうか? これで「法律家」とかを使ってもやっぱいいよ。ってあっさり許すようならそれこそほんとに形だけの警告だったように感じますよね。この警告以来、確かに行政書士の商業登記開放運動が鈍化した気がしますし、あちらにとっては効果的だったかもしれませんね。 私も行政書士ですから登記が解放されたら当然嬉しいですけど、もっと先に進めるべき話はたくさんあるじゃないか、と正直疑問がたくさんあります。 まず範囲は限定されてもいいからADR代理権を徐々に獲得していくべきでしょう?もっと代理人としての地位を確立していかないと、いきなりこの業務もやりたい、あれもやりたい、でも知識は足りない。それじゃあ他士業が怒るのも当然です。 私が個人的に日行連に望むのは、一気に行政書士全体に業務範囲を拡大するための活動はできるだけやめてほしいということです。そうでないといつまでも進歩せず反感だけ買い続けて、ますます信頼を無くす危険があるのではないでしょうか? いつも同じようなことばかり書いてますが、いろんな疑問を持つことは大切なことだと思う、今日この頃です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007.04.20 11:22:16
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