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カテゴリ:プロ野球(メジャー)
中島が激白! アスレチックス傘下2Aミッドランドの中島裕之内野手(32)が2年目のレギュラーシーズンを終え、本紙の取材に応じた。去就については白紙としながらも、阪神などからのラブコールについては「言われるうちが華。うれしいことだと思います」と話した。一度もメジャーに昇格できずに2年契約を終える現在の心境を明かした。 --2Aのシーズンが終了。今後は 中島 「まだですね。終わってからというか。これからまた、プレーオフとかあるでしょ? とりあえず、ここにいるときは、一生懸命やらなあかんから。気を抜いて、シーズン最後でけがをしたら、もったいない。そういうときはちゃんとやっとかないとダメだから」 --プレーオフが終わってから考える 「そりゃあもう、考えなあかんからね。引退するんやったら、別やけど、考えるときはそのうち来ると思う。試合がある間は、その日のことだけを考える。考えなあかんようになったら、いっぱい考えないとあかんから(笑)」 --阪神など日本球界から獲得したいという話が出ている 「きょうも、友達からメールが来た。ヤフーニュースを騒がしてるよって。なんか分からんから、何が? って言ったら、その記事を貼り付けてメールが送られて来た」 --阪神が興味を持っていることに関しては 「そうやって、ないよりは、興味あるよって、言ってもらっているうちがまだ華やからね。うれしいことだと思いますよ。どうするとか、関係なくね。声がかかるうちはね。戻りたいって、言うても、ないわってなったら、どっか違う国、台湾、メキシコに行こかってなりますからね。そうやって、騒いでくれてるだけまだ、ええんちゃいますか」 --じっくり考える 「まだ、時間あるんで」 --メジャーは 「何試合かだけ出るんやったら、全く出ん方が、ええかなあと。出れんのやったら、まあ、(日本で)出た方がいいなあとも思うし…。今は何とも言えない状況ですね。中途半端に出てね、ヒット1本ぐらい打って、日米通算って言われても嫌やし、だからそんなんやったら、全く出んでも…」 --マイナーに来て、野球との向き合い方が変わった 「変わりましたね。日本におったら、休み欲しいわぁみたいな感じやった。こっちでは、毎日試合があってくれた方がいい、休みは別に…って。26連戦あって、1日休んで、また26連戦、というのもあったんですよ。それでも別に、ええわみたいな(笑)」 --野球が楽しくなってる 「野球は元々楽しくやってるから、嫌だと思いながらやってることはない。キャンプも好きで、キャンプずっとやっとってもええわ、みたいな感じで日本でもやってたんで。(マイナーは)遠足みたいな雰囲気になってるときがあるからね。バスでね、3Aまでやったら、飛行機やないすか。2Aは全部バスで、10何時間とか、普通にある。休憩のたびにみんな、降りていってね、飲みもんやら食べもんやら買って、こいつら、おもろいなあって思うことあったんですよね」 --英語とか不安なさそうに見えるけど 「そうでもない。一応、通訳に助けてもらっているから。ずっと一緒にやってるから。同じような言葉を真似してみたり、まあ、勉強になってると思いますよ。片言でもね。そんな、ペラペラは無理やから、片言でも、英語の勉強には多少なった」 --米国の居心地そのものはいい 「ここで生活するのは、嫌…というのはないです。別にもう、ずっとおってもいいかな、みたいな。そんな感じでやってますけど、楽しくはやれてるから、まあ、いいかなと思って、途中からやってましたけどね」 --メジャーに上がれない状況を受け入れたのか 「なんかしら、意味があってのことやろなぁと思って、あとはもう、自分ではどうしようもできひんことがあるからね。もう野球の練習や思って、やっとこうと。上がりたいんは、上がりたいんですけどね。どこでやってもええわ、と思って。どうせなら、1Aもやらしてくれと思って」 --そういう経験を今後の野球人生にいかせる 「経験やからね。冒険するって言って、こっち来たからね。凄い冒険してる感じでしょ? バスの移動とか、一発目の遠征が、ミッドランドからフリスコまで、6時間ぐらい? それが一番短いって聞いて、マジでって(笑)。何でも慣れるんやなと。あとは、同じ傘下でも、トリプルA、ダブルAでどういうふうに教えてるのかなとか、どういう練習とかやるのかなあと思って、そういうのも自分には勉強にはなったんちゃうかなあ。練習方法とか、見れてよかったなと思ってるぐらいすね」 --プラスになった 「プラスにせなあかんかなぁとは思いますけどね。ちょっと休憩してるようなもんやから、けがをして、休んでたようなもんやから」 --最終的に何かを決断するとき、軸になるのは 「まだ、何も。漠然としか。いつに決めなあかんとか。こっちのシーズンが終わったからいうて、球団とエージェントは交渉できるのかな? まだこっちに残って、ちょっとの可能性に懸けて、むっちゃやりたいわ…とか、そんな気持ちになってたら、どんな契約でもやってくれ…っていうかもしれんし、こんな扱いもうええわ…って思ってたら、日本のほうへ、とも思いますしね。でもちょっと分からん」 --和田がマイナーから這い上がった。刺激になる 「あんまり僕、人のことは気にしないタイプなんで。まあ、どうやろうなあ。何ともいえないですね」 --どういう気持ちで2Aのシーズンを過ごしていたのか 「ダブルAの試合は全部、練習やと思ってましたから、普通に実戦の練習をとりあえずして、いろいろ試して、どういう風に体使おうかなあと思って。いいときと悪いときとあるし、体の調子のいいときと、悪いときもあるから、打ち方試してみたり、守備はずっと練習できるから、いろんなポジション守らせてくれてたから、どこ行け言われてもね、いいように。内野は全部やりますからね。最後の方になって、ファーストがいなくなったから、行って、みたいになって。さすがに外野行って、はなかったんですけど。日本におったらせえへんからね、そんないろんなとこ、だから、年齢をとったとき用の練習にはなってるかも。どこでもいきますよ、見たいな。そういう練習にはなってると思いますね」 --日本で言えば、オープン戦でやっているようなこと 「しかも、ちゃんとした公式戦でやれますからね、一応。成績は残らん、公式戦みたいな感じやから」 --成績にこだわることも出来る 「ライト前ばっかり狙えばね。右方向ばっかり狙えば。バーッと打率が上がってても、そのときは何も(昇格がない)。(打率がいいときに)上げてくれたらいいのに、落ちて来てから、打率が、とかいうから、何やねんと思って。今度は長打が欲しいとか、言って来たりするから、そんなんだったら、早く言ってよ、みたいな。なら、狙うわみたいな感じで」 --メンタルな部分できつかったことは 「どういうふうに保てばいいか、というのは問題ではあったから。練習に打ち込むようにしたとこはありますよね。トレーニングしかり。やる気なくなりそうになったときも、あります。多少は。この扱い、なんや、みたいな。でもそんなに多くはなかった。楽しくはやれてたから。去年は、イラっとすることが多かったかなあ。なにに、っていわれたら、いろんなことがあるから、こうこうって説明はできないけど」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014.09.03 11:30:30
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