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池袋の山手線東側(内側)は、戦前までは寂しい街でした。東口駅前には都内環状道路の明治通りが走っているのですが、その先には政治犯を留置する巣鴨拘置所があり、街の発展を妨げていたからです。
巣鴨拘置所は第二次大戦の戦争犯罪者を留置した刑務所として有名になりましたが、その跡地に昭和53年(1978)60階の超高層ビル、サンシャイン60が建てられ、当時は東洋一高いビルと騒がれました。丁度1970~80年代に新宿西口の淀橋浄水場跡地に超高層ビル群が建ち立ち上がっていましたから、東京の超高層化時代の幕開けは、新宿と池袋から始まったと印象づけました。(写真1)
池袋の東側の街は、このように急速に立ち上がった街なので、それだけ柔軟性があり、若者の好みや新規な試みをに受け入れ易い街です。ギャルファッションでは渋谷と競う街であり、女性向け漫画喫茶やアニメでは秋葉原の電気街「オタク」と対抗する街です。(写真7) 写真7 漫画喫茶やアニメで秋葉原と競う東池袋 いま、池袋駅東口に東南から突き当たる広い道路、グリーン大通りに路面電車を引き込む計画があるそうです。それは都内に残る唯一の路面電車、都電荒川線(早稲田と三ノ輪の間)のターミナル駅にしようと言う計画です。そうなれば池袋は東京の下町とも繋がる便利な街になります。 (以上) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2013.09.27 22:49:56
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