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続いて裏通りの代表例として「マロニエ通り」を取り上げます。
「マロニエ通り」は銀座二丁目交差点で銀座中央通りと直角に交差する道です。外濠通りにあるプランタン・ビルとマロニエゲート・ビルの間がその入り口で、銀座中央通りにある銀座松屋の脇を通り、昭和通りに達して終わります。「マロニエ通り」は、その名の通りマロニエの並木道で、まろやかな小ぶりの柔らかな葉で覆われます。 (写真1、2) 「マロニエ通り」は裏通りの中での目抜き通りでして最も人通りの多い道です。入り口に当たるプランタン・ビル前は、何時も横断歩道を渡る人で混み合っています。因みに「マロニエ通り」に次いで賑わう裏通りは、銀座松坂屋(改築中)がある銀座五丁目交差点をよぎる「みゆき通り」です。 「マロニエ通り」に人通りが多いのは、有楽町駅から銀座方面へ来る人にとって、「マロニエ通り」が松屋、プランタンという百貨店、およびシャネル、カルティエ、ブルガリ、それにルイビトンという有名ブランド店への通り道になっているからです。 (写真2、3、4、5、6) それだけではありません。「マロニエ通り」の自慢は、藝術的美しさを誇る二つの高層ビル、デビアス銀座ビルとミキモト銀座二丁目本店ビルが「マロニエ通り」に建っていることです。デビアス社は南アフリカに本社のあるダイヤモンドのメジャーでして、デビアス銀座ビルはその旗艦店です。ミキモト銀座ビルは世界の真珠王御木本の銀座本社ビルです。 (写真7、8) デビアス銀座ビル(平成19年2007竣工)は建築家光井純の設計によるもの、ミキモト銀座ビル(平成17年2005竣工)は建築家伊東豊雄の設計によるもの、共に世界的に知られた日本の建築家の作品であり、極めて個性的な建築美で道行く人々の目を楽しませてくれます。この二つのビルは、互いに意識して、銀座裏通りにパブリックアートとして展示されたと思います。 「マロニエ通り」は道幅は狭いので、二つの高層ビルの全貌を眺めるのに苦労しますが、不思議な曲線の デビアス銀座ビルと、全ての窓が三角形のミキモト銀座ビルは、しばしショッピングの足を止めて、一見するに値します。日が暮れてビル内の光りが灯ると、個性的なビルは表情を変えてひときわ美しく見えます。 (写真9、10) ダイヤモンドと真珠を売る会社のビルが同じ裏道に並んでいるというのは、いかにも銀座らしい豪華さです。 (以上)
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Last updated
2016.10.05 11:43:07
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