2399799 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
2010年09月20日
XML
カテゴリ:お勉強


キシリトールは犬に危険か、の続きです)



◆ここで、「食品衛生調査会関係資料」をご紹介したいと思いますノート
      下矢印
厚生労働省行政情報(別添1 キシリトールの指定について)

犬に関する記述部分を抜粋させていただきます

『ビーグル犬を用いた混餌(2,5,10,20%)投与による104週間の反復投与試験において、 20%投与群で肝比重量の増加が、10%以上の投与群でGPT等の血清酵素値の上昇、門脈周辺の肝細胞質の淡明化が認められる。肝比重量の増加、血清酵素値の上昇及び門脈周辺の肝細胞質の淡明化は、高濃度のキシリトール投与により、インスリン分泌が促進され、グリコーゲンが生成し、それが肝臓に蓄積したことなどによるものであると考えられる。このような変化は、イヌ以外の動物種では見られていないとFDA(米国食品医薬品局)は報告している。なお、20%投与群のキシリトール摂取量は5.5g/kg体重/日である。なお、単回投与試験における毒性も極めて低い。』

えーっと、、、、
20%投与群では、5.5g/kg体重/日を104週間続けたってことですよね

つまり、10kgの体重の犬だとすると
55gのキシリトールを104週間(2年間)摂取したら肝比重量が増加(肝臓障害が起こった)


って理解しても良いのかな

わ~お!体重10kgあたりキシリトール1gの摂取で危険な状態になる
ってことじゃなかったのかしら~

10%以上で異常がみられているようですが
それ以下の5%では異常がみられていないようです

5%投与群とは、20%の四分の一ですから、、、、55g÷4=13.75g

体重10kgの犬が、毎日13.75gを2年間摂取しても異常がなかった

ということになるようですけど、、、、
私の解釈は間違っているでしょうか

もっとも、この実験の場合、食餌と一緒に与えられていますのでおにぎり
ブドウ糖の投与と同時に摂取したと考え直しても良いかもしれませんので
キシリトール単独での摂取の場合と結果が違ってくるとも思われますねわからん



※ここで余談ですが、、、
実験動物ビーグル犬のことご存知でしょうか
もしお時間ありましたら、こちらもぜひ読んでみてくださいね

  下矢印
ブランドビーグルって知ってる?
(2010年2月8日の記事)



◆さて、以上のことを踏まえて、犬とキシリトールについてです

絶対に食べさせてはいけないということはない、かと思います犬

自然の食品に含まれているキシリトールについては
極端に大量を食べない限りは大丈夫と思われますが
同じ食品の大量食いはどっちみち体に良くありませんねNG

キシリトールを摂取するときの様々な条件によって
反応は変わってくると思われます

たくさん食べても平気かもしれないし
少量でも飼い主が気づかない程度の低血糖症を起こしているかもしれません下向き矢印

いずれにしても、犬はもともと虫歯にはなりにくいですから
キシリトールで虫歯予防の意味はありません

犬が甘いものを好きで嗜好性を高めるために
キシリトールで甘みをつけたものを与える必要性はありません

犬のガムなどでキシリトール入りのものがあっても
それは虫歯予防ではなく嗜好性を高めるために効果があるか
飼い主になんとなく良いイメージを与えるためだけの効果

知識のある飼い主さんには、むしろ逆効果ですが


キシリトール入りと言っても犬用のものは含有量が少ないようですし
(と言っても、含有量の確認してませんが・・スミマセン)
犬用のガムやオヤツは一度にたくさん与えるものではありませんので
危険はまずないと思われますが
キシリトール入りを選ぶ必要性がないので
キシリトールが入っていないものを選ぶほうが無難です

君子危うきに近寄らず
必要のないものを食べさせてたとえ可能性は低くとも
あえて危険にさらすことはありませんよね

気をつけなければいけないのは
人間用の食品でキシリトールを多量に使用しているものを犬に与えること

人間用のキシリトールガムなどを間違って食べてしまわぬように要注意


キシリトールに限らず、人が食べて良いものでも
犬には悪い影響を与えるものがたくさんあることを知りましょう



≪参考になさってください下矢印
http://www.susaki.com/html/vet/pc_faq_070.html

http://wwwsoc.nii.ac.jp/jsvs/10_Q&A/i20061025.html <


応援ポチッと、よろしくお願いします
にほんブログ村 犬ブログ 犬猫 多頭飼いへ
にほんブログ村

*****************

埼玉県保護収容動物情報
飼い主さんのお迎えがありますように・・
新しい飼い主さんが見つかりますように・・
全国の犬猫保護収容情報に関する問い合わせ先

絶対に棄てないこと
迷子にしないこと
終生守り通す約束


お家はどこ?
ゴールデンレトリバー保護しています

 
花子ちゃんの飼い主さん募集中












お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2010年09月25日 18時19分12秒
コメント(1) | コメントを書く
[お勉強] カテゴリの最新記事


■コメント

お名前
タイトル
メッセージ
画像認証
別の画像を表示
上の画像で表示されている数字を入力して下さい。


利用規約に同意してコメントを
※コメントに関するよくある質問は、こちらをご確認ください。


犬の病気について|ペットくすり   犬の病気 さん
"犬用の救急箱

愛犬の異常は早期に発見しましょう。

 万が一に備えて犬用救急箱を用意すると便利です。

愛犬の健康時と異常があるときの違いを把握しましょう

 犬の病気 や怪我は、人間と同じく、早期…"
(2012年01月19日 19時17分44秒)

PR

サイド自由欄

カテゴリ

フリーページ

動物警察ASPCA(1)


ASPCA(2)


ASPCA(3)


ASPCA(4)


ASPCA(5)


ASPCA(6)


マイアミ動物警察


十二国記 


国会インターネット中継


ツバメ日記(2006年)


マイホーム新築


産卵


抱卵


雛誕生1~10日目


雛誕生11~19日目


誕生20日目 巣立ち


誕生21日目 巣立ち


その後


マイホーム新築 2


産卵 2


抱卵 2


雛の成長記1~10日目


雛の成長期11~18日目


誕生19~21日目


プチ巣立ち


巣立ち


その後


ツバメ日記(2007年)産卵まで


子育て(1)


子育て(2)


子育て(3)


巣立ち


ご夫婦特別編


虹の橋 雨降り地区


ママもう泣かないで


マザーテレサの言葉


犬を飼いなさい


野鳥大好きさんよりの写真


リンク集


狂犬病について・予防接種は必要か


埼玉県の行政の動き


2009年12月8日島田議員


2009年12月8日浅野目議員


福の飼い主さん探し


ニュースの記録


トラバサミ


殺処分関係


ブリーダー


ペットショップ


虐待


犬猫/動物に関すること


グレイハウンド遺棄の記録


野生動物


動物の遺棄


行政関係


気になったこと


東日本大震災関係


東日本大震災(2)


その他


2014年ニュース記録


2015ニュース記録


2015ニュース記録


全国保護収容情報問い合せ先


東日本大震災動物保護捜索情報検索先一覧


迷子のワンチャン捜しています


とわ君の写真


外壁塗り替え工事覚書


福島原発事故、家畜救済に関する質疑応答


パブコメ「動物愛護管理のあり方について」


法律施行令の一部を改正する政令案等


ポニョの飼い主さん募集


ツバメ減少 巣作り困難


巣の下で拾ったもの、ツバメのご飯(平成27年)


巣の下で拾ったもの、ツバメのご飯(平成28年)


コメント新着

緋佳@ あさこさんへ はじめまして~こんにちは~ ご実家のほ…
あさこ@ ツバメ物語 はじめまして。遠方の実家でツバメが営巣…
緋佳@ mkd5569さんへ こんにちは~ 暑くなりましたね~ mkd5569…
mkd5569@ Re:明けましておめでとうございます!(01/01) おはようございます。 最近かなりあつくな…
緋佳@ 野鳥大好きさんへ まだボサボサ頭の新入りです 今年もよろし…

ニューストピックス

楽天カード


© Rakuten Group, Inc.