和太鼓情報ドットコム

　1968年、AT&T社のベル研究所で開発された。

　UNIXは一般に、完全なマルチタスク機能を搭載し、ネットワーク機能や安定性に優れ、セキュリティー強度が高いことで知られる。

　また、1台のコンピュータを複数の人間で同時に使用することを前提に設計されたマルチユーザOSであり、ネットワークを通じて端末機から作業をすることができる。

　UNIXは学術機関や企業の研究所などを中心に広く普及しており、データベースなどの大規模なアプリケーションソフトが豊富なことから、企業の基幹業務用のサーバとしても多く採用されている。

■UNIX互換OS
コンピュータのダウンサイジング化が進み、安価なパソコンでも十分にサーバとして運用可能な機能を持つ現在では、サーバOSとしてPC用UNIXのLinuxやFreeBSDなどのフリーソフトウェアが使われている。

Linux
フリーソフトウェアとしてソース公開後、多くのプログラマによって機能拡張が繰り返され、機能拡張を取りまとめて配布する団体が複数出現し、様々なバージョンのLinuxが配布されるようになった。

利点：安価に導入できる
→個人やSOHOによる小規模ネットワークのサーバ、企業内でも負荷の少ない部門内サーバのOSとして利用される。

近年、拡張機能やバージョンアップによる性能や信頼性が向上
→UNIXサーバが大勢を占める大規模ネットワークサーバ市場にも進出
＝エンタプライズLinux


当初、MS-DOSに代わるエンドユーザ向けOSとして開発され、Intel社の16ビットアーキテクチャに対応したWindows3.1によって普及。サーバ用途としては、Windows NT Server、Windows 2000 Server、そして現行のWindows Server 2003が用いられている。

サーバ用途のWindos
・厳格なメモリ保護機能等を実装することで安定性、堅牢性を向上させている。