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●権限委譲
・・・上位のドメインはサブドメインのネームサーバの情報のみ保持し、サブドメインがどのようなホストで構成されるのか、あるいはサブドメインの下にどのようなサブドメインが位置するのかということについては、すべてそのドメインに任せます。この仕組みを権限委譲という。 例)"example.co.jp"というドメイン名を持つ企業がネットワークを運用する場合: "example.co.jp"のDNSサーバは、権限委譲を行うことを示す設定が必要。親となる"example.co.jp"のDNSサーバのゾーンファイルには、自分のサブドメインについてどのDNSサーバに権限委譲を行っているかを示すために、サブドメインのDNSサーバのAレコード(ホスト名→IPアドレス)を記述しておかなければならない。→実際には委任された先のホスト名の情報であるにもかかわらず親ドメインのゾーンファイルに記述されるもの=グルーレコード ***例題*** Q: example.co.jpドメインにおいて、権限委譲を行ってサブドメインを作る場合に、example.co.jpドメインのゾーンファイルに設定すべきことについて述べた以下の文のうち、正しいものをすべて選びなさい。 a サブドメインのDNSさーばのCNAMEレコードを追加する。 b サブドメインのDNSサーバのNSレコードを追加する。 c サブドメインのメールサーバのMXレコードを追加する。 d サブドメインに属するホストのAレコードをすべて記述する。 [解説] a CNAMEレコード=ホスト名のエイリアス(別名)を定義するコード。 c MXレコード=メールサーバ名を指定するレコード。 d Aレコード=ホスト名からIPアドレスへ変換するための情報(正引き)を設定するためのレコード。 a,c,dはそのホストを管理するドメインのゾーンファイル内に設定する。 →example.co.jpドメインではなくサブドメインのゾーンファイルに設定。 b 権限委譲を行ってサブドメインを作る場合、example.co.jpドメインのゾーンファイルに、サブドメインのDNSサーバ名を定義するNSレコードと、そのDNSサーバのAレコードを設定する。 ********** ●複数ドメイン・・・ 1台に1つのIPアドレスしか持たないサーバでも、CNAMEレコードなどを使って複数のホスト名を付けることによって、あたかも複数のネームサーバであるかのようにみせかけること→バーチャルホスト お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.08.01 00:34:23
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