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ネームサーバ(DNSサーバ)アプリケーションとして、現在最も多く使用されている。殆どのUNIXでは標準インストールされている。
BINDを実行するためには設定ファイルが必要で、下記に示すように機能別に分けられている。
■正引きゾーンファイル ・・・ホスト名からIPアドレスを取得するために必要なファイル。 各レコードについての説明 1)SOAレコード ドメイン情報を記述する上で基本的な項目を設定する。 ・ドメインのネームサーバ名 ・ドメイン管理者のメールアドレス ・シリアル番号 ・リフレッシュ間隔 ・リトライ間隔 ・期限切れまでの時間 ・ネガティブキャッシュ 2)NSレコード ・・・ドメインのネームサーバを指定。通常はプライマリネームサーバとセカンダリネームサーバの両方を指定する。 3)MXレコード ・・・メールサーバを指定。 4)Aレコード ・・・ホスト名をどのようにIPアドレスに変換するかを指定。 5)CNAMEレコード ・・・ホストに別名(エイリアス)を付ける際に利用される。 6)AAAAレコード ・・・Aレコードと同様にホスト名をどのようにIPv6の128ビットアドレスに交換するかを指定。 7)TXTレコード ・・・ホストの情報を記述するために使われる。 ■逆引きゾーンファイル ・・・IPアドレスからホスト名を取得するために必要なファイル。 1)SOAレコード ・・・正引きゾーンファイルと記述する情報の意味は同じ。 2)NSレコード ・・・ドメインのネームサーバを指定。 3)PTRレコード ・・・Aレコードとは反対に、どのIPアドレスをどのホスト名に対応するかを指定している。 ■ループバックファイル ・・・ホスト自身(ローカルホスト)を指す特殊なIPアドレス127.0.0.1の逆引きを行えるようにホスト名を設定するためのファイル。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.07.31 00:51:22
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