カテゴリ:セラピー&リハビリ
上記は という本からの写真です。 写真が小さくて、分かりづらいかも知れませんが 全部人です 凄くないですか? まるで、ウエディングケーキみたい 以下、本からの抜粋です。 組立体操はスタンツ・ピラミッド(Stunts Pyramid)とか ピラミッド・ビルディング(Pyramid building)と呼ばれる 表現性の強い体操の一領域です。 すなわち、組立体操は 体育的効果を期待するだけでなく、ピラミッドのようなモニュメントや 自然界の景勝など、空間に互いの意図する造形を構築し、 美の共同感ともいうべき雰囲気を味わうものです。 組立体操に類する身体活動は、すでに古代エジプトの壁画にも 見られるように、昔から世界の各地で芸能として、 あるいは祭りのイベントとして行われてきました。 いわゆる、民族学でいうハレの行事の一つでした。 ・・・ スポーツが体育の教材として多く取り入れられている現在、 ともすれば体育は競争、競闘だけの場になり、 勝敗や記録の更新だけが優先される立場になりやすいものです。 しかし、人間の社会が勝敗や闘争だけで成り立っているわけでは ありません。 集団による協力や協同、援助、連携、支え合いが 必要です。 まして、行動、活動を通して学ぶ体育では、 このような側面を欠いてはならないと思われます。 現代の学校体育の中では、責任を持って約束を守れる仲間、 協力し合って物をつくれる仲間、支え合って同じ雰囲気をもてる 仲間をつくれる生活基準が大事です。 組立体操を行うだけで学校という社会から「いじめ」が追放できるとは 思えませんが、美しい組立体操は「いじめ」の心があっては成立しない 身体活動であることは間違いありません。 1996年に書かれた文ですが、組立体操と言われても、 ピラミッドぐらいしか思いつかない私は、その歴史や学校で 行われている背景を知り、深いなぁとちょっと感動しました 安全対策を万全にして、私もやってみたいなぁ。。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
April 25, 2010 11:56:30 AM
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