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February 27, 2006
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カテゴリ:映画
公開にあたり、配給会社が決まらず、NPOが活動して公開に漕ぎつけたという経緯で話題になりました。その前から、映画の存在は知っていてみたいと思っていました。公開する事が決まり、さらに近くの映画館でやっているので見てきました。平日午後だったのです数人程度かなと思っていたら、30人程度は入っていたでしょうか。私もその口なのですが、打ち切りが迫ってきたのであわててきた方が多かったのでしょうか。

以前、おなじ事件をNHKでラジオの扇動の力を取りあげた番組を放送していましたが、その時の衝撃は忘れられません。住民と住民がお互いを信用できなくなり殺し合う、虐殺に参加しなければ裏切り者とみなされる。映画の公開にあわせて再放送してくれるといいのですが。

今回は、被害者と加害者がかなりわけられて描かれていました。主人公が現地の上層の人物である事や、ホテルというなかば国際的に守られる空間であったこととあわせてNHKで放送していた様な側面は弱められていて、きれいに描きすぎているきらいはありました。虐殺シーンもほぼ具体的な描写はありませんでした。

ただ、いろいろな面で考えさせられる映画です。あのような立場に自分が置かれたらどうするだろうか?加害側の種族の人びとも、急進的な一部の人びとを除けば、虐殺に積極的に参加した訳ではないでしょうし、主人公の様な行動考え方が支配的であったとは思います。果たして、主人公の様な行動を取り得たか?もっとも主人公が被害者をかくまう行動に出たのは、彼の家族と立場に依る部分が大きかったと思いますが。
このように権力や噂の力によって、人と人が憎しみあい殺し合うな事件は世界のいたるところで今も起きています。私が今ここでこうして映画なんかを見ていていいのだろうかという、やるせない気持ちにもなります。

何も知らなければエンターテイメントとして楽しむことも可能な内容ですが、最後に字幕が出たように主人公夫妻は帰国できていませんし、実話に基づく、しかも遠い昔の話ではないことを心に留めておきたいと思います。

公式ホームページ
100日で100万人が殺された地で起こった奇跡!ジェネオン エンタテインメント ホテル・ルワンダ...
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Last updated  November 10, 2006 08:11:20 PM
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