カテゴリ:野鳥
Pandion haliaetus Accipitridae タカ科 (*1) ミサゴ 23 inch (58.42 cm) フロリダにて。 2006.11.07 ************************************** Osperyを初めて見たのは、まだ野鳥に興味のなかった2002年夏。イリノイ州から遊びに来てくれた親友Takaさんと一緒の時。彼がいつまでもOspreyを見ているのを、暇そうに待っていた私でした。彼こそ、私に双眼鏡を置いていった張本人。そして、その年の秋に、私は野鳥と恋に落ちたのでした(笑)。Ospreyも、Bald Eagle(ハクトウワシ)と同様、ポトマック川沿いやチェサピーク湾方面で多数見ることができます。近所の公園の人造湖でも見かけることがありました。 ポトマック川沿いや海岸沿いの公園には、Ospreyなど猛禽類が営巣する場所として、四角い板が設置されています。電柱の上に設置されていることもありました。川や湖際の木に枝を上手に組み合わせて大きな巣を作り、営巣しているペアもいれば、人工的に設けられた板の上に枝を運んできて営巣しているペアもいます。DDT (*2)の影響で激減した猛禽類達は、これらの保護活動のおかげで、個体数を増やしています。北米では1972年にDDTの使用が禁止されています。鳥達が渡っていく北米以外の国では利用されていることもあり、解決が難しい問題です。 黒い背中・羽で身体上面は黒く、身体の下面は白いです。胸の辺りに黒い班があります。黄色い目で、黒いアイシャドウがよく目立ちます。幼鳥は、黒い羽の先が白っぽく、虹彩が赤みを帯びているようです。飛翔時には、羽がひょろ長く見え、手首の所から羽の先が下を向き、浅いMの形になります。 主に魚を食べます。水上でホバリングをしながら、ダイビング・キャッチ!魚をかぎ爪で捕らえると、魚の頭を自分の頭と同じ方向に向けるようにして、巣・木の上などに持ち去ります。魚を持ち去る様子をよく目にしますが、図鑑に書かれてあるとおり、頭を進行方向に向けて持っていました。また、滑りやすい魚をしっかりと捕らえる為、足の裏にウロコ状のスパイクを備えています。面白いですね。 *1 AOU (American Ornithologists' Union; 米国鳥類学者連盟)は現在OspreyをAccipitridae科中、Subfamily Pandioninae(タカ亜科)に分類していますが、別の科に分類する組織もあり、これらの研究は現在進行中のようです。(2006現在) *2 DDT;第二次世界大戦中に使用されていた殺虫剤。野鳥の卵の殻が薄くなり、抱卵の際に殻が割れてしまう。多くの野鳥の個体数が激減し、生態系の上に立つ猛禽類などの打撃が大きかった。 11月に巣に座るOspreyを見るのは不思議な感じ。 フロリダにて。 2006.11.07 ポトマック川流域にて 2006.08.05 上の写真の左2羽部分を切り取ってみました。 ポトマック川流域にて 2006.08.05 親鳥(右)が魚を持ってきました。 魚の赤い尾が見えるかな。 ポトマック川流域にて 2006.08.05 ポトマック川流域にて 2005.05.29 ポトマック川流域にて 2005.05.29 ************************************** 以下はデジスコ導入前の想い出の作品♪ 足に挟んでいる魚が見えるかな? Cape Henlopen State Park, DE 2004.10.02 臨月でもバードウォッチング! Cape Henlopen State Park, DE 2004.10.02 ポトマック川流域にて 2003.05.26 巣の横の木に一羽、右側の木にもう一羽、写ってます! ポトマック川流域にて 2003.05.26 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007/01/04 02:04:50 PM
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