カテゴリ:野鳥
Poecile carolinensis Paridae シジュウカラ科 カロライナコガラ 4.75 inch (12.07 cm) Cabin John Regional Park, MDにて 2006.09.23 ************************************** 色の鮮やかな鳥を見て、鳥の美しさに感動している際、他にも色々飛んでくるのがわかってきました。みんな、スズメじゃないんだ!鳥は鳥でしょ、スズメかなにか・・・、そんな程度にしか感じていなかった小鳥たちも、まぁまぁ、随分と色々な顔立ちがあるものです。中でも、このCarolina Chickadeeは、とっても小さくて、文句なしにかわいい!暇さえあれば、「チッカ・ディーディーディッ!」「チッカ・ディーディーディッ!」と首をかしげながら鳴いています。さりげなく、枝を乗り換えるところもまたかわいいです。 腐った木に穴を開けたり、自然にできた穴、巣箱などを利用して営巣します。巣材は苔と材木の切りくずとありますが、私が目にした巣はほとんど全て苔で出来ていてふかふか、柔らかぁ~。ボランティアしながら、ブルーバードの巣箱に営巣したChickadeeの赤ちゃんを目にする機会がありました。その子供達のかわいらしさったら、ありませんっ!親鳥より更に小さいのですから(当たり前かー笑)。 北米南部オクラホマ州・テキサス州~東にかけて分布します。D. C.エリアで見るコガラは、90%以上の確率でCarolina Chickadeeと聞きました。メリーランド州・ペンシルバニア州南部辺りが北限となるようです。もう少し北方にやや大きめだけど、そっくりなBlack-capped Chickadee(アメリカコガラ)がいます。アパラチア山脈付近の標高の高い地域では、Carolina Chickadeeがちょうど分布域から抜けており、代わりにBlack-capped Chickadeeが見られます。 頭と喉あてが黒く、頬が白いです。肩・雨覆部分の羽が灰色で、喉あてのラインがはっきりしているのが特徴です。生息域が重なる地域では、Black-capped Chickadeeとのハイブリッドもあります。昆虫・種子・果実類を食べ、フィーダーでは常連さんです。Tufted Titmouse(エボシガラ)と同様、足の間にヒマワリの種などを挟んで、コンコン叩いて割って食べている姿は超キュート! 北米のChickadeeは他にも色々。ロッキー山脈から西側には、白い眉の入ったMountain Chickadee (P. gambeli)。カリフォルニア州北部から北、カナダ~アラスカの海沿いにかけては、背中や脇が茶色いChestnut-backed Chickadee (P. rufescens)。(これら2種はかなり見たい!)アリゾナ州南部・ニューメキシコ州南部~メキシコにかけては、脇・お腹が灰色っぽいMexican Chickadee (P. sclateri)、ミネソタ州北部・メイン州などからカナダにかけて北方の地域には頭頂部の茶色いBoreal Chickadee (P. hudsonica)、アラスカ州~カナダ・ユーコン州・ノースウエストなどの一部の地域では頭頂部が灰色のGray-headed Chickadee (P. cincta)が見られます。う~ん、いつか、いつか! ぽり、ぽり、ぽり・・・。 Cabin John Regional Park, MDにて 2006.05.23 雪の日に。 Cabin John Regional Park, MDにて 2006.02.12 Mckee Beshers Wildlife Management Area, MDにて 2006.02.19 ************************************** 以下はデジスコ導入前の想い出の作品♪ (クリックで拡大表示) Cabin John Regional Park, MDにて 2003.06.16 Cabin John Regional Park, MDにて 2003.06.26 Hoyles Mill Conservation Park, MDにて 2003.04.24 Cabin John Regional Park, MDにて 2003.02.03 初めてのChickadee写真♪ Cabin John Regional Park, MDにて 2002.12.25 「もっとChickadeeはこちら(15枚掲載) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006/09/30 11:39:35 AM
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