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Satchanから自然便り

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2006/09/29
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カテゴリ:
Hog Peanut
Amphicarpaea bracteata
Pea Family (Fabaceae) マメ科
お花 0.5 inches (1.5 cm)  
草丈(ツル) 4 feet (120 cm)
Native

Hog Peanut 1
Cabin John Regional Park, MD
2005.08.27

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 自宅近くの公園で何度か目にしたことがあります。属名Amphicarpaeaは、ギリシア語で"of both kinds"(両方の種類の)を意味する 'amphi' と"fruit"(果実)を意味する 'carpos'に由来します。これは、種子である地上の果実は食べられないけれど、地中の果実は煮ると食べられることを指しています。地上で咲くお花の実は1.5~4cmの大きさで、莢には3~4つの種があり、地中で咲く閉鎖花の実は、洋梨型で種が一つだとか。

 一般名は、Hog(ブタ)が地中の果実 "Hog Peanut"を食べることから。多くのネイティブ・アメリカンがこのPeanutを集め、ネズミが集めて貯蔵しているものまで盗んで、食料として利用したそうです。煮ると殻が簡単に剥けて、ナッツのように食べられるとか。ネズミの分まで取って食べるとなると、どんなナッツなのか気になるところです。

 アメリカ大陸で見られるAmphicarpaea属のお花はこれのみで、アジア・北アフリカに他種が存在するそうです。日本にもヤブマメがあるのですね。

Hog Peanut 2
Cabin John Regional Park, MD
2005.08.27





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Last updated  2006/10/02 08:15:27 PM
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