Satchanから自然便り

Canada Goose
Branta canadensis
Anatidae　カモ科
カナダガン、四十雀雁
25～45 inch (64～114 cm)


Black Hill Regional Park, MDにて。
2007.01.06

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　最も広く分布し、最もよく見られる雁です。自宅近くの公園ではもちろん、アパートの建物の上にいたり、ゴルフ場を歩いていたり、モールの池で営巣したり、見ようと思えば毎日でも会うことができます。一羽でいるということがほとんどないので、Goose（グース・単数形）より、Geese（ギース・複数形）と呼ばれることが多いです。

　渡りをするMigrant geeseと定住性のResident geeseが居て、DC近郊では通年で見られます。近寄っても逃げなければ定住性、逃げれば渡り鳥であることが多いようです。人々により食糧が与えられるため、渡らずに同じ場所で冬を過ごし、営巣範囲が広がっています。喜ばしいことである一方、公園・ゴルフ場・公共施設などの芝生を食い荒らしたり、汚したり、新たな問題が出てきているようです。

　地面で、草・秋まき小麦・クローバー・穀類・トウモロコシ、水辺では水生植物などを食べます。春には、湖近くの土手、池にあるビーバーの古巣の上などで営巣している様子をよく見かけます。（幼鳥写真はこちらで。）

　北米北部～カナダで夏鳥、カリフォルニア州～テキサス州～ヴァージニア州など南側の地域で冬鳥、その間の地域で留鳥です。いくつかバリエーションがあり、DC近郊でも稀に出没するCacklingタイプは、小型で丸い頭に短い嘴です。他にも、ネックリングが白いAleutianタイプ、胸の辺りが黒っぽいDuskyタイプ、嘴が短めで胸が灰色っぽいRichardson'sタイプ、嘴の長さが中くらいのLesserタイプなどがあります。


Huntley Meadows Park, VAにて。
2006.01.19


カナダガン横断注意！
Blackwater National Wildlife Refuge, MD
2006.12.31

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デジスコ導入前の想い出の作品♪


Rock Creek Park, DCにて。
2003.03.27